D-HEMSが壊れた!防水性能を過信した結果の悲劇

ダイワのおうち

D-HEMSが映らなくなった!!

HEMS(ヘムス)とは、家庭での電気の使用状態や発電・売電状況をモニタリングする機器である。

ダイワハウスで建てると、積極的にD-HEMSと称するオリジナル端末を勧められる。

うちは「端末費用はタダなのでつけなきゃ損」みたいに言われて、「それじゃあ」くらいの流れでホイホイ導入した。

 

冷静に考えたらタダなわけなくて、どこかにシワ寄せがきてるのは明白なんだけどね。

後からネットを見て知ったけど、「不要なのでその分値引きして」とか「他のオプションに代えて」とか、しっかり要求して実現している方もおられるようです。

 

故障原因

この機械、最初こそ発電量や売電量などを面白がってチェックしていたけど、すぐに飽きた(笑)

てことで、最近は風呂でのテレビ視聴くらいにしか使っていなかった。

 

電気を見える化!D-HEMS(ヘムス)
HEMS(ヘムス)とは、電気を見える化した端末のことである。 要するに、 「今これだけ発電していますよ」 とか 「居間で〇〇ワット電気を使ってますよ」 ということが、タブレット等のモニタで確認でき、エコ意識が高まるでしょ!というブツだ。 ハ...

 

モニターはIPX6(約3m離れてあらゆる方向から水を3分以上かけても大丈夫という規格)の防水仕様となっている。

当初はできるだけ濡れないように気を使っていたが、だんだん大胆になってきて、最近ではシャワーがガンガン当たる場所に置いて使っていた。

そしたら突然映らなくなった!

 

もう少しタフかと思ったが、ダメだったか・・・

 

分解

原因は機器内部への浸水であろうと容易に推測できたので、とりあえずダメもとで分解してみることにする。

本体背面の目隠しテープをいったんカッターナイフで浮かせてはがす。

 

で、その下にあるネジをすべてはずす。

 

開きました。

 

パット見た感じはキレイだけど、よく見たら基盤とモニターをつなぐ配線のコネクタ部分が腐食している。

原因はこれではなかろうか。

 

とりあえずコネクタから配線を取り外す。

完全にココが原因ぽいな。

 

無水アルコールを含ませた綿棒で端子を掃除。

 

コネクタ部分もフキフキ。

 

とりあえず、見た目にはだいぶマシになったので、組み直してスイッチを入れてみる。

が、モニターはやっぱり表示されず。

バックライトは点灯しているので、やはりモニタの信号伝達がうまくいっていない模様。

うーむ、これは部品交換しないと無理そう。

 

もう少しチャレンジできそうな気もしたが、面倒になってきたのでここで諦めることにした。

 

てことで、世のダイワハウスオーナーの皆さん(というかスマートビエラユーザーの皆さん)、防水モニターは過信禁物、シャワーをバンバン当てたら浸水して故障します(;^ω^)

 

買い替え

このD-HEMSの原型となっているのは、Panasonicのプライベートビエラ(住宅機器コントローラーモデル)。

定価10万円オーバーという高額家電である。


こりゃホイホイ買い替えできるシロモノちゃうな。

てか、そもそもテレビ用途でしか使ってなかったのだから、単純に防水タイプのプライベートビエラを購入したら良いのではないか。

それならだいぶ安くつく。


 

考えあぐねた結果、後継機(D-HEMS4)の元となっているホームナビゲーションを買いました。


パナソニック ドアホン【HF-MC10A2GE】ホームナビゲーション

 

それなりのお値段だったけど、いくつか良い事もありました。

詳細は次回。