電気を見える化する端末「HEMS(ヘムス)」
ヘムスは「今これだけ発電していますよ」とか「電気を〇〇ワット使ってますよ」みたいな情報が確認できる端末である。
コレを使うことでエコ意識が高まる、というのが狙いだ(と思う)。
ハイテク感が漂うこの機械、ダイワハウスではオリジナルモデル「D-HEMS」というものがあり、うちには「D-HEMS3」という機種が採用されている。
3というのは3世代目ってことらしい。
主な機能
機能としては大まかに以下のとおり。
1.電気の見える化(一般的なHEMSの機能)
今どれくらい発電しているとか、どの部屋(ブレーカーごとの系統)でどれくらい電気を使っているか、などの情報を見ることができる。
はじめは物珍しくて、よく見たが、じき見なくなる機能(笑)
最近は太陽光の売電料金をチェックするくらいかなぁ。
2.HEMS連動機器の操作
HEMS連動の家電を登録すれば、操作が可能となる。
例えばエアコン、インターフォン、電子錠など。
うちのエアコンは連動機種でないため、操作不可。
玄関電子錠、自動シャッターが連動している。
蓄電池の運転方法なんかも設定できる。
画面タッチで玄関のかぎが閉まるのはおもしろい。
しかし、薄々わかっていたが 、日常生活では使わない。
わざわざHEMSを取りに行き、操作するくらいなら、それぞれのスイッチ操作する方がよっぽど早い。
四六時中HEMSが手元にあるなら別だが、あえてHEMSから操作するメリットはない。
とまぁ、うちではHEMSで機器を操作することはほとんどないが、2階3階建ての家なら便利かも(;^ω^)
ちなみに、スマホと連動して、外出先からシャッターやエアコン等の操作もできます。
器機が対応していれば、だけど。
3.タブレットとしての使用
本来の使い方ではないが、ダイワファミリークラブのHPから、ヤフーなどの外部サイトにアクセス可能。
防水性能を活かし、風呂場でネットサーフィンをすることができる。
ただし、めちゃくちゃ重い(いろんな意味で)。
サポートサイトすら表示に時間がかかる。
本当にサポートする気ありますか?(笑)
(補記)
その後『ダイワファミリークラブ閲覧機能』は、あえなく終焉を迎えました。
強制的に使えなくしたってことは、苦情が多かったのかな。
やっぱりね。そりゃそうでしょうよ。
4.TV視聴
これまでイマイチな事ばかりを並び立ててきたが、ほぼ毎日使っている機能がある。
TV機能だ。
その防水性能を活かし、お風呂でTVが視聴できるのである。
また、DLNA対応のため、居間のDVDレコーダーで録画した番組を見ることもできる。
こりゃ、なかなかええな。
しかし、それなら単なる防水TVでいいやん、と言われそうなのが悔しいので、風呂でTVを見る前にはその日1日の電力概況をチェックするよう心がけている。
以上、D-HEMSの感想を総括すると、大甘にみて「まぁこんなものかな」ってとこかな。
不満
ただし、ひとつ大きな不満がある。
マニュアルがショボい!
まず、紙のマニュアル。
見てのとおりペラペラ。
内容もペラペラ。
見るまでもない事項しか書いていないのだ。
そして、HEMS内にある電子マニュアル。
コイツについては、モッサリした動作もさることならがら、マニュアルを見ながらHEMS操作ができないといいう致命的な欠陥がある。
そして相変わらず中身も薄い。
コレ使っている人ってホンマにいるのかな。
もちろん、HEMS自体の操作は直感的にわかる作りになっているので、「マニュアルなんていらんやろ」と言われたら、その通りである。
が、ルーター再起動に伴うトラブルなど、少なからず起こり得るトラブル対処法は載せるべきではないか。
私はそう思う。