屋根裏に換気扇を取り付けるべく奮闘中!
ダイワハウスは軽量鉄骨造の家だが、普段の生活で鉄骨を意識することはない。
が、ひとたび屋根裏に入れば鉄骨だらけ。
梁とか筋交いとなる軽量鉄骨が張り巡らされている。
このおかげで「広い室内空間」が確保されているのだとか。
換気扇を取り付ける場所まで屋根裏内を移動する。
移動時、体重をかけられるのは鉄骨部分だけ。
もし石膏ボード上に乗ってしまったら、天井を踏み抜く危険がある
換気扇の設置
施工マニュアルに従って、吊りボルトで吊り下げるかたちで設置することにする。
↓イメージ
まずは、吊りボルトを天井から垂らすための吊足金具を垂木(たるき)に取り付け。
垂木とは、屋根板を支えてる木のことだ。
吊足金具の間隔を調整のうえ、ネジで固定。
インパクトで打ち込む。
で、全ねじボルトを突っ込んでクルクルと取り付け。
作業的には難しくないんだけど、「足場が悪い」「熱い」といった過酷な労働環境のため、けっこうタイヘン。
換気扇本体を全ネジボルトへ取り付ける。
付属の防振ゴムとワッシャーをかまして、市販のナットで挟むようにして固定。
とりあえず、取説通りに取り付けたけど、吊りボルトって初めてなので何だか心配。
防振ゴムを挟んでるので、ボルトが緩むことはないのだろうけど、もし落下したら天井に穴あきそうだ。
何だか不安が尽きないので、念のためダブルナットで固定しておいた。
ダブルナットは、振動による緩みを防止する方法である。
【ダブルナットの手順】
根元のナットを締め付ける → 上のナットを締め付ける → 上ナットを固定して根元ナットを逆回転させる
これにて本体の取付は完了。
排気ダクト接続
次に排気ダクトで排気口とをつなぐ。
新たな排気口を設置するために壁へ穴あけをするのは気が引けるので、使用していない換気扇のダクトを取り外し、その排気口を使うことにした。
しかし、ひとつ問題が。
排気口の径はφ100だけど、換気扇の排気口はφ150。
つながりません(;^ω^)
そこで、異形継手なるものを購入。
径をφ150からφ100へ変更する。
異形継手を排気口の管へダクトテープで固定。
これで換気扇本体とφ150のダクトホースでつなぐことができるようになった。
無事接続。
径を小さくするのは、排気能力の低下につながるので推奨されないようだが、今回は排気口との距離が短いので、そこまで影響はないだろう。
異形継手はホームセンターの方がネットより安かったです。
吸気ダクト設置
吸気口には、天井裏の吸気用ダクトを取り付ける。
さらに、もう一つ室内換気用に接続可能なので、あまり使う予定はないが排気口から取り外した既存の室内換気扇のダクトを接続しておいた。
天井裏の吸気口は、こんな感じでセットした。
上に滞留する熱気をできるだけ吸い込むためである。
電源
最後に電源ケーブルを接続。
被覆線をむいて、突っ込むだけ。
電気工事でおなじみのワンタッチ接続?である。
ってことで、完成。
換気扇は室内側のスイッチでON/OFFできるほか、タイマーのセットも可能。
また、温度センサー部分の気温が20度以下の場合、結露防止のために自動停止する。
それなりの出費、いろいろ手間だった取り付け・・・
苦労した末に完成した屋根裏換気システムなので、取り付けた達成感はありました。
で、肝心の効果のほどについては、、、
次回レポートします(;^ω^)