注文住宅は何でも自分好みにできる!
と思いきや、その自由度はハウスメーカーや工務店によって違うようだ。
某ハウスメーカーのセールスマンが、
「うちはスイッチも自由に選べるんですよ!」
と言ってた。
これを聞いて、「こだわりが活かせる」と思う人もいれば、「そんな小さな事どうでもええわ」と思う人もいるだろう。
大和ハウスのスイッチ
大和ハウスでは、スイッチを自由に選べた。
しかし、特にこだわりはなく、もっと重要と思われる多数の選択に頭を巡らしていたため、標準のPanasonic製「コスモワイド」を採用している。
この「コスモワイド」スイッチ、建築業界では幅を利かせているようだが、いまいちスタイリッシュでない。
もっと言うとダサい(あくまでも個人的意見)。
無意味に入ったボーダー柄、スイッチを押したときのチャチい感触、どれもがイマイチである。
しまいには押したときの音まで気に入らなくなってきた。
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い状態だ(^_^;)
コスモワイドとの別れ
そしてある日、とうとう交換を決意。
スタイリッシュなスイッチをネットで探し、自分で取り替えることにした。
神保電機のNKシリーズ スイッチである。
このスイッチ、選んだ当初は知らなかったが、スタイリッシュをコンセプトにした注文住宅によく使われるらしい。
自分のセンスが認められた気がして良い気分だ。
交換用のスイッチ部品は3点。
スイッチ本体と固定プレート、そしてスイッチカバーである。
早速、交換作業を行う。
必要な工具はプラスとマイナスドライバ。
以上。
百均でも何でもいい。
まず、前面プレート部分に指をかけて「えいや!」と引っぺがす。
けっこう強引にやっても大丈夫。
これで壊れたことはないし、壊れたところで無用の長物なのだから「どーにでもなれー」と引っぺがすとよい。
で、上下についている小さい方のネジを緩めると、枠部分を外すことができる。
ちなみに、この小さなネジは、枠から外れにくい構造となっているので、どこかに転がってしまわないかを心配する必要はない。
枠を取り外すと、以下の写真の状態となる。
ここでさらに上下のネジを外す。
このネジを外す時には、注意点がひとつ。
固定に「石膏ボード用はさみ金具」が使用されている場合、ネジを完全に取り外してしまうと、金具が壁の裏へ落下して回収困難となってしまう。
「石膏ボード用はさみ金具」とは、↓こういう金具だ
コツは、ネジを完全にとってしまわないようにすること。
まず下のネジを取り外す。
次に、上のネジを外れない程度に緩めて、金具を穴から取り出す。
↓こんなイメージ(この時は枠をつけたまま取り外してます)
もしくは、穴に手を入れて金具が落下しないよう押さえてからネジを外し、金具も回収する。
まぁ、もし金具を落として回収不能になったところで、ホームセンターで100円くらいで買えるので安心してほしい。
無事外れたら、配線を引っ張り出す。
と、ここまでは無資格でもOK。
カタいこと言うと、ここからは電気工事士が作業しないとダメなので、ご注意を。
スイッチの裏には丸い穴と長方形の穴があるので、長方形の穴の方にマイナスドライバーをぶっ刺し、横の丸穴に刺さっている電線を引っ張ると、スポット抜ける。
抜いた電線をそのまま新しいスイッチの丸穴に突き刺す。
もう一本の電線も同様に抜いて、写真の様になるよう新しいスイッチに突き刺す。
これらの作業をする際は、ブレーカーを落としておくのが基本。
自分は面倒なので通電状態で行っちゃいました(;^ω^)
あとは、逆の手順でネジ止めしていくだけ。
パネル用カバーをつけて・・・
パネルをはめたら完成!
至極簡単な作業だけど、無資格の人は有資格者に頼んでね。