ホットクックが過熱しない!

いろいろレビュー

ホットクックが壊れた

ホットクックとは、自動で加熱調理してくれるシャープ製の家電である。

似たような調理家電は多いけど、ホットクックは混ぜる機能があるのが特徴。

我が家では2年前に購入した。

 

地味に場所を取るけど、炊飯器の横にギリギリ置くことができる。

 

ほとんど自動で調理できるので重宝してたのだが・・・

 

故障発生!加熱されない!!

ある日、いつものように「食材を入れてスイッチオン!あとはお願い~」てな感じで放置していたホットクックに異変が起こった、

いつまでたっても過熱されないのである。

おかしーな~、なんて思って「あたため直し」をしてみる。

 

表示は過熱になっていて、パッと見たとこは問題なさそう。

 

しばらく待って中身を確認したら・・・

やっぱり食材が冷たいまま! Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン

これは壊れたな。。。

 

ありきたりな対処法(by 公式サイト)

とりあえず、「ホットクック 加熱されない」とか検索してみると公式サイトがヒット。

曰く、電源延長やタコ足配線になってないか確認のうえ、電源ケーブルを差しなおせとのこと。

いわゆる一般的な対処法である。

 

一応試してみたが、もちろんこれでは改善されず。

で、その場合は「電源や湿度、表示をコントロールする部品の不具合などが推測されます」ってことで修理が必要との判定が下されたのであった。

 

修理か買い替えか

我が家のホットクック使用頻度は高く、今後も使い続けたい。

よって、選択肢は2つ。

修理送りにするのか、買い替えかである。

 

購入から2年経つのでメーカー保証期間は切れている。

調理家電の基本である加熱部品が2年程度で壊れるのは釈然としないが、延長保証に入ってないので修理費の出費はまぬがれないだろう。

延長保証に入らなかったことが悔やまれる。

 

そういや、シャープ製のレンジも壊れたな。

レンジのときは保証期間内だったから良かったけど、新生シャープの製品を買う場合、今後は延長保証に入った方が良いのだろうか。

などと考えながら、修理内容別に示されている概算費用を確認する。

 

今回の場合は「エラー表示/表示、動作不良」の「ボタン操作が効かない」に該当すると考えれば、電気部品、基板、機構部品などの交換 で19,800円~11,000円(税込)か・・・。

 

買い替えの場合は同じ機種を買うことになって6万円以上の出費ってことを考えると、ここは素直に修理した方がよさそう。

 

修理依頼

「WEB修理申込み」から修理を依頼する。

営業所への持ち込みも可能だが、面倒なので郵送にする。

 

形名や製造番号を入力し、「修理費が3万以内なら連絡なしで作業を進める」としておく。

どうせ発熱部の交換をするだけだろうから、上記料金の目安から大きく超過することはないだろう。

 

なお、見積り後に修理を中止する場合でも、診断料1,100円は必要になるとのこと。

まぁそれは納得できるのだが、たとえメーカー保証期間内であっても修理の際の「往復運送費」「梱包資材費」「代引き手数料」は必要になるらしい。

今回は保証期間内でないから関係ないけど、厳しすぎでは?(^-^;

 

発送

ネットで修理依頼をした翌日、宅急便の人が受け取り来てくれた。

梱包等は不要で、本体を渡しておわり。

付属品はどこまで添付すべきなのかわからなかったが、内蓋や釜は取り付けたままとし、電源コードは送付しなかった。

 

修理費用は!?

発熱部品を交換するだけだろうから、1週間ほどで修理品が代引きで返送されてくるだろう。

なんて考えてたら、発送の翌々日にシャープから電話があった。

わざわざ連絡くれるってことは修理費が3万円超えなの!?とビビりつつ電話をとる。

 

まず、伝えられたのは「ヒーター部の交換が必要」ってこと。

ふむふむ、これは予想どおり。

そして思いがけない提案が!

「今回はヒーター部をサンプル品として回収させてもらえば、修理費は無料です。送料等の負担のみお願いします」

 

てことで、4000円弱の出費でホットクックは復活を遂げることができたのでした。

 

ホットクック復活、そして残った疑念

修理に出してから1週間ほどでホットクックが我が家に帰還。

 

しっかりプチプチにまかれて戻ってきました。

 

新品に交換されたヒーター部。

 

ちなみに↓これがビフォー。

 

 

てことで、最低限の出費でホットクックが直ってよかった。

ありがとう!シャープさん!!

 

めでたしめでたし。

 

と言いたいところだが、ネット上で散見されるこの故障、そもそも製品自体の欠陥なのではないだろうか。

加熱調理機のヒーターって根幹的な部品であって、かつ原理的にはカンタンな構造なので、頻繁に故障するようなモノでないはず。

シャープもその認識があって、サンプル収集と言う名目での無償修理を行っているのではないか。

そんな疑念を抱きました。