ガリガリ!と車の窓に石で傷つけられた!
何とか目立たないようにできないかな~?
と家族から相談があった。
ボディへの傷なら再塗装で済むけど、窓ガラスの傷って消せるのかな(・・?
ガラス窓の傷消し
ネット検索すると、「飛び石」でできたフロントガラスの傷補修をする事例はたくさんある。
しかし落書き傷の修復事例は皆無。
ガラスに傷付けるのは力がいるし時間もかかるしで、そもそも被害にあう人が少ないのかもしれない。
窓ガラスについたワイパー傷を消すなど、類似事例の対処法としては酸化セリウムを使う方法がある模様。
ただし、爪がひっかかるほど深い傷だど対処が困難らしい。
今回の場合、爪がひっかかるほどではないけど、傷は浅くないので難しいかも・・・
しかし、他にこれといった対処法が見つからないため、ちょっと挑戦してみることにした。
マスキング
まずは修復箇所がわかりやすいようにマスキングテープを貼る。
水に濡れると傷がわかりにくくなるからである。
荒削り
酸化セリウムで研磨する前に、サンドペーパーで荒削りを行う。
サンダーを使って、300番台で「これでもか!」ってくらい研磨。
さらに800番台→1000番台のサンドペーパーで削りました。
途中、マスキングテープも補強して、かなり頑張った結果がこちら。
既にこの時点で、たいがい疲れたのだけど、本当の苦行はここからでした(;^ω^)
酸化セリウムで研磨
いよいよ「酸化セリウム」で研磨する。
ガラス研磨と言えばこれってくらいネットで紹介されている物質である。
どこで購入できるのか謎なため、ネットで購入。
そんなに高くありません。
茶封筒に入った無梱包のパッケージがメール便で届きました( ̄▽ ̄)
酸化セリウムは単なる研磨剤ではなく、ガラスのケイ素と反応するらしく、いわば科学的な研磨もできるらしい。
コンパウンドのようにスポンジでこする感じで、あっと言う間にツルツル鏡のようなガラスが復活!てなイメージ的で作業を開始したのだが・・・
ダメだ!全然変化がない。
早々に手で磨くのは諦めた。
サンダーにスポンジをくっつけて磨きます。
今度こそ、あっと言う間に決着がつく、かと思いきや、なかなか研磨できない。
コンパウンド混ぜた方が早いんじゃないの?てくらい変化がないのである。
なぜだ!?
もーいいでしょう。
と思って、いったん水洗い。
水気を拭いて乾かしてから確認 → まだダメ
再度、酸化セリウムで研磨。
そして確認 → まだダメ
コレの繰り返しである。
こんなことなら、ヤフオクとかで窓ガラスだけ購入する方がよっぽど早かったと後悔したけど、ここまで来たらやり切るしかない。
半日間と言っても過言でないくらい磨き続けて、、、
まだよく見ると視界がぼやけてるが、もうこれで良しとした。
結論
酸化セリウムによるガラス研磨は、想像よりはるかにタイヘン。
もう二度とやりたくないです(;^ω^)