世の中には、電動歯ブラシを嫌う一派がいる。
と、勝手に思っている。
うちの親もそうである。
「磨いている気がしない!」
と言うのだ。
しかしながら、悲しいかな、電動歯ブラシでしか落とすことできない汚れがあるのは疑いのない事実らしい。
ということで、自分は一世を風靡(ふうび)した『ドルツ』なるものを時々利用していた。
しかしこれで磨いた後は、なんだか手磨きをしたい気分に襲われる。
そう、磨いた気がしないというやつだ。
そんなこんなで、電動歯ブラシを使う機会はめっきり少なくなっていた。
そんな折、
「フィリップスの電動歯ブラシはいいよ~!!」
という話を聞いた。
なんでも、歯医者も推薦しているそうな。
じゃあちょっと使ってみるか。
てことで、買いました。
で、さっそく使ってみる。
まず、ヘッドが3種類あって、どう使い分けるのか悩む。
ヘッドの使い分けについて、説明書はおろかパッケージ等にも記載はない。
どれを使えばいいんだ!?
こんな些細なことで前に進めないとは!
仕方ないので、スタンダードっぽいヘッドを本体に取り付ける。
次にヘッドに歯磨き粉をつけ、イザ!!と思い、電源を入れた。
次の瞬間、すさまじいヘッドの震えに襲われ、歯磨き粉はあえなく床へ吹き飛ばされた。
どうやら口の中にヘッドを入れ、スタンバイした状態で電源を入れなくてはいけないらしい。
気を取り直して、再度歯磨き粉をつけ直す。
そして、電源を入れたい衝動を抑えつつ、口の中にヘッドを入れ、それからスイッチを押した。
これはすばらしい!!
いやホント冗談抜きで感動しました。
この歯ブラシ、クセになりそうです。
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