電子レンジが壊れた!
我が家の電子レンジは、シャープ製のウォーターオーブン「ヘルシオ」である。
温めムラに嫌気がさしているのだが、「フラットテーブル式の限界」と自分を納得させて使い続けて丸3年。
突然の故障
先日、食品を温めようとレンジを起動したところ、いきなり「ピピピピ!」と警告音が鳴って停止!
その後、レンジはおろかオーブン機能も使えなくなってしまった。
スタートを押すと液晶画面に 888
そして C15 が交互に表示される。
C15エラー
マニュアルを見ると、「C15」はマグネトロン関連の不調時に表示されるエラーコードらしい。
マグネトロンとは、食品を温めるためのマイクロ波を発生させる装置で、電子レンジの根幹部品。
ネットを見ると、「数年でC15エラーが出た!」みたいな情報がチラホラ。
マグネトロンなんて、技術的に成熟している部品だと思うのだけど、そんな数年で壊れて良いんですか!?シャープさん!!
修理か買い替えか
延長保証等は入っていない。
製品保証は1年でも、「マグネトロンの部品だけは2年保証」とかいう情報も見つけたが、いずれにせよ、うちの場合は切れている。
よって、修理は実費になるだろう。
シャープの公式サイトによると、修理費の目安は16,500~28,600円とのこと。
そもそも、この温めムラに不満のあったレンジ。
ここは、パナソニックのビストロあたりに買い替えだ!なんて考えていたのだけど・・・
キレイに使ってたので、やっぱり何だか捨てるに忍びなく、修理することにした。
実は温めムラ自体が故障で、修理したら改善するのではないか、なんて淡い期待もあったのである。
対応は出張修理のみ
さっそく、シャープのWEBサイトから修理を依頼する。
以前、ホットクックを修理した時は郵送だったが、ヘルシオは出張修理のみの対応らしい。

電子レンジが使えなくなると生活に支障が出る家庭がほとんどだろうから、出張修理で迅速に対応するのは理にかなっているのかもしれない。
しかし、うちにはサブのレンジがあるので、しばらく使えなくても問題ない。
むしろ、対面対応が面倒なので郵送の方がありがたいのだけどなぁ。
訪問日は翌日から選択可能。
ただし、時間指定はおろか午前/午後も選べない。
当日の朝、電話で訪問時間の通知があるそうだ。
修理費用はいくら準備しておいたら良いのもわからず、当日を迎える。
修理作業
修理日の朝8時半過ぎに、訪問時間を知らせる電話があった。
その際、気になる支払いについて尋ねたところ、後日の請求払いになるとのこと。
なるほど。
指定時間ギリギリに、作業員さん到着。
「これはマグネトロンの交換で対応できると思います、23,000円くらいです!」
とのことで、作業開始。
10分ほどで終了(はや!)
修理費用
結局、修理料金は約25,000円。
うーむ、もうちょい安いかと思ったわ。
大雑把な内訳
部品(マグネトロン)9,000円
技術料約11,000円
出張料4,000円
マグネトロンの品番は「3505620333」で、ネットショップでも手に入る模様。
部品さえ手に入れば、作業的にはカンタンそうだったなぁ。
まぁ電子レンジの分解は下手すりゃ感電死する危険行為なので、生半可な技能で触るべきではないか。
どうでもいいボヤキ
前回のホットクックもそうだったが、ヘビーユーズしてるわけでもないのに、根幹機能を担う部品が3年そこらで故障してよいのか。
サブとして使ってる三菱の電子レンジなんて、かれこれ20年も使えてるよ!
しかも、このヘルシオに至っては初期不良で、すでに一度修理してたりする。
てことで、以後、シャープ製家電を買うときは延長保証に入るか、そもそも選択肢から外すことを誓いました。
なお、この執筆時点で本機(ヘルシオ ax-xj1 )はまだ現役。
3年前に6万円ほどで購入したモノが、現在は45,000円弱とだいぶ安くなっている。
今回、修理により延命してみたものの、はたしてその価値があったのか。
今さらだが、ビストロ NE-BS8A あたりに買い替えた方が良かったかも、、、なんて考えてしまう今日この頃である。