【冷蔵庫のお引っ越し】レンタカーで大型冷蔵庫を運搬する

いろいろレビュー

大型冷蔵庫の運搬

それは引っ越しのなかでも、最大の難関と言って過言ではない作業だろう。

今回は、そんな大型冷蔵庫の運搬に挑戦したい!

 

運送するのはこれだ。

 

より大型の冷蔵庫へ買い替えた結果、一線を退いた冷蔵庫である。

故障したわけではないので捨てるのは惜しく、無意味にリビングで鎮座していたが、このほど新たな引受先をが見つかったので輸送することになったのだ。

 

今回は諸事情により、基本は1人で運ぶつもりだったが、、

冷蔵庫の重量を見て驚愕した。。

容量は350L、重量は64Kg

 

そんなに重いイメージがなかったので、何かの間違いかと思い、もっと大きな現行の冷蔵庫を見たら、、、

容量615Lで125Kg

冷蔵庫ってそんなに重いの!?

 

一般に、 1人で持てる重量は、概ね体重の40%とされているのだとか。

1人では運搬できないやん!と一瞬思ったけど、引き出しやら棚やら、取り出せるものを全て取り出せば、だいぶ軽くできるはず!

 

てことで決行します。

 

まずはジャパンレンタカーでトラックをレンタル。

いつぞやかの砂利購入時にお世話になったお店だ。

 

レンタルしたのは、今回もタウンエース。

先方宅で引っ越しの手伝いもするため、レンタル期間は2日間。

ホントは雨を心配しなくていい屋根付きトラックが望ましいのだが、レンタル料が倍くらいになるし、そもそも引っ越しシーズンで予約が取れなかった。

 

いよいよ冷蔵庫の搬出。

ネット情報によると、冷蔵庫を運搬する前には電源を抜いて1日程度放置することが望ましいらしい。

でないと、霜が溶けた水などが輸送中に流れ出すとのこと。

この冷蔵庫は、電源を抜いてから数ヶ月間は経過しているので、その心配はないだろう。

移動するにあたり、棚や冷凍室の引き出しなど、出せるモノは全て取り外す。

たかが棚と言えども、全部あわせると意外と重いのだ。

 

で、リビングから玄関まで運搬。

まず、冷蔵庫前面下ベースカバーをはずし、左右の調節脚を完全に上げておく。

 

そして、不要になった毛布を冷蔵庫下に敷き、毛布ごとスベらせて移動する。

毛布を敷くことで、引きずったら床が傷だらけ!って惨事を防止すると共に、スベりも良くなって移動がとても楽になる。


ちなみに、たいていの冷蔵庫は底面にキャスターが付いている。

が、前後方向に動かすことしか想定されていないため、微調整や本体を傾ける時のためのモノと捉えるべき。

過信して方向転換や横スライドをさせると、床が傷付く可能性あり。

私は経験者です(笑)

 

玄関まで出せたら、次は外への搬出である。

玄関の框(かまち)、ステップの角は傷付く恐れがあるため、事前に保護しておき、一段ずつおろしていく。

と、ここまでは、義母が急きょ手伝ってくれたこともあって、トラブルなく完了。

 

次はトラックへの積み込み。

トラック荷台の高さは約70cm。

この高さまで冷蔵庫を1人で持ち上げるのはほぼ不可能である。

 

そこで、荷台の後ろギリギリに冷蔵庫を置き、下からすくい上げるように荷台に乗せることにした。

↓イメージはこんな感じ。

 

この方法で最も懸念されるのは、冷蔵庫の支点に当たる部分がダメージを受けてしまうこと。

これを防ぐために、荷台と冷蔵庫の間に合板を入れる。

合板はホームセンターにて1,000円程度で購入。

コレだけのために購入するのは惜しいが、後にDIYで使うだろう。

トラック荷台に立て掛けて、、、

 

毛布をかぶせたうえで、冷蔵庫の背側をピッタリと付けるように配置。

 

そして、、、

いざ!っとばかりに、冷蔵庫の下を持ち上げつつ、背部分を荷台にあずけ、荷台に倒すように乗せる。

あっけないほどカンタンに乗りました(^o^)/

 

冷蔵庫は立てた状態で運搬するのが理想とされている。

コンプレッサー内の潤滑油が、冷却経路へ流れ出す可能性があるから、らしい。

横倒しで運んだ場合でも、運搬後すぐに電源を入れなければ良いという意見もあるが、リスクを避けて、立てた状態で運搬することに。

荷台中央部で冷蔵庫を立ててから、、、

 

冷蔵庫の背を助手席の後ろにピッタリをくっつけるように配置。

取り外していた引き出しを入れて、走行中に開かないよう、養生テープでとめる。

 

トラックの荷台では、上下の揺れが冷蔵庫へダイレクトに伝わり、ガンガンと振動しそうなので、百均のクッション材を足の下に入れておいた。

気休め程度ではあるが、無いよりはマシだろう。

 

さらに、冷蔵庫の背の部分とトラック荷台との間に、緩衝材代わりの段ボールをかませたり、冷蔵庫を毛布で巻いたりして傷を防止する。

トラック荷台にシッカリくくりつけ、積み込み完了。

 

急加速や急ブレーキ、急ハンドルといった「急」のつく動作を厳に慎みながら、目的地まで200キロを無事走破しました。

こうして、今、彼は新たな新天地で元気に動いています。

ー終ー