イナバガレージをインナーガレージ風にしたい!
そんな願望の実現に向け、ガレージ内に石膏ボードで壁を作り、壁紙を張ることにした。
まずは下地の平滑化を行う。
下地となる石膏ボードの継ぎ目やネジを打ちこんだ箇所などの凸凹をパテで埋めるのだ。
万事そうであるように、壁紙DIYにおいても下処理が重要。
そのまま壁紙を貼ると、見事に壁紙上にも凹凸が再現されるため、下地処理は壁紙を貼る以上避けては通れないのである。
塗ればよいだけのパテも売っているが、今回は粉末タイプのパテ「ワイドスーパー120」なるものを使う。
粉末タイプは安いのが魅力だ。
1袋もあれば十分である。
後から知ったが、120ってのは硬化時間の目安が120分って意味らしい。
ワイドスーパー60ってのもあって、値段も大して変わらないので、こっちを買えば良かったな。
練り方をネットで検索すると「もんじゃ焼きを作る要領」と紹介されていた。
なるほど。
板の上にワイドスーパーを適量盛り、少し平たくして土手を作り、、、という具合で練ってみた。
うーむ、もんじゃ焼きをあまり食べないせいであろうか、なかなかスムーズにできない。
土手は崩壊するし、腕はつってくるしで、とても苦痛な作業である。
数回繰り返した後、我慢の限界が来た(はやっ)。
他の混ぜ方はないのか!
しばし思案した後、ふと思った。
普通にカップに入れて混ぜたら良いのではないか。
てことで、牛乳の空きパックを切ったなかにワイドスーパーと水をぶち込み、割りばしでグリグリと混ぜてみた。
なかばヤケクソ感があったのは否めないのだが、、、
意外とうまくできました!
板の上に、練ったパテを出して、コテで塗ることにする。
まずはコーススレッドを打ち込んだ箇所に塗ってみる。
塗り塗り。。。
良い感じ。
石膏ボードの継ぎ目は、ファイバーテープ(粘着力のあるグラスファイバーでできたメッシュ状のテープ)を貼ってからパテで平滑化する。
ファイバーテープを使用せず、継ぎ目をパテだけでつなぎ止めようとすると、将来的にどうしても「ヒビ割れ」が発生するらしい。
よって、ファイバーテープを貼ってからパテ塗りする必要があるそうな。
以上の作業をひたすら続ける。
塗り塗り。
塗り塗り塗り塗り。
塗りヌリぬり・・・
てなことで、パテ塗りは終了。
次回はヤスリがけを行う。。。
追記
その後、さらに効率的なパテの練り方を確立したため、ご紹介したい。
準備するのは、厚手のビニール袋だけ!
ビニール袋に、粉末パテの必要量を入れる。
で、水を加え、袋内でモミモミ。
水は少なめから始めて、好みの固さに調整するのがコツ。
好みの固さに練れたら、袋の端を少し切って、ホイップクリームのように絞り出して使う。
これなら、労力も道具も必要最小限で済む。
なにより、練りやすいし、最後は袋ごと廃棄すればよいので楽。
あなたもぜひ!