前回、窓枠を取り付けた。
次は窓枠回りを仕上げていく。
窓回りの壁
まずは壁の下地作り。
内壁は、一般的な住宅同様に石膏ボードで作るため、その下地となる木枠を組む。
電源ケーブル
電気ケーブルはCD管に通して配置。
電気工事的には、管に通すのは必須ではないのだけど、もし配線のやり直しをしたくなってもカンタンにできるし、何より「むき出し配線」は何だか不安ってことで。。
ガレージの電源の大元は、家の外壁に設けられた屋外電源2つで、それぞれが分電盤の20Aブレーカーに繋がっている。
引き込んだ2回路のうち、1つはエアコン専用、もう一方はコンセントや照明等の回路としている。
厳密なことを言うと、エアコン専用回路は外部電源から分岐している時点で単一回路じゃないけど、まぁ、とりあえずの暫定措置ってことで。
エアコン使用中に、分岐したコンセントを使わなければ問題ないだろう。
ガレージへの引き込み箇所には、露出用丸型ボックスを取り付けている。
ガレージ内部から見ると、引き込み箇所は↓ここ。
掃き出し窓横から引き込んでいる。
今回、せっかくなので、もう1系統の電源ケーブルを引き込むほか、ソーラーパネル(将来設置予定)のケーブルなどを通しておくことにする。
そのために、既存の穴に加え、新たな穴を追加で開けることにした。
安モノの鉄鋼用ホールソーにドリリングオイルを差しながら穴あけ。
難なくキレイに穴があきました。
壁面パネルは、取り換えが可能なため、穴あけに対する抵抗感は少ない。
最初の頃「できればガレージに穴をあけたくない!」って思ってたのが懐かしい(^-^;
穴あけした箇所は、そのままだとサビそうなので、「さび止めペイント」っていうサビ防止被膜を形成する塗料を塗っておく。
穴を2つあけたことにより、既存の露出用丸型ボックスでは穴をカバーできなくなったので、アウトレットボックスへ取り換え。
穴の縁でケーブルがこすれて傷つくのを避けるため、穴にCD管ごと差し込みコーキング剤で防水処理しておく。
↓我ながらコーキングが汚いな(^_^;)
なお、教科書的にはCD管コネクタを使って接続するところだと思われるが、スペース的な都合でコーキングで済ませている。
引き込み箇所の内壁側には、あえてコンセントを設置する。
こうすれば、コンセント裏から引き込み箇所の配線にアクセスできるので、何かしらのメンテをしたいときに便利なのだ。
コンセントを取り付けるための「壁埋め込みコンセントボックス」は、シングルを取り付けていたが、スペース的にキツかったのでダブルサイズに。
新たに引き込むケーブル等は、VE管に通して地中埋設、屋外のアウトレットボックスと接続しておく。
地味に疲れる作業である。
石膏ボード取付
石膏ボードを張る前に、グラスウールを入れる。
ただし、ニッチを作成予定の箇所にはグラスウールを入れていない。
また、メインの照明を操作するライコンを取り付けるため、ライコンのサイズに合わせた枠を設置。
外灯や換気扇など、その他スイッチのボックスも設置した。
石膏ボードを加工して貼り付ける。
取り付けは25mmコースレッドを使用。
インパクトドライバーで打ち込んでいく。
ネジ頭が石膏ボードにめり込んで、少しへこむぐらいを目安に打ち込む。
こうすると壁紙を貼る前の下地処理が楽になるのだ。
下地がある場所には、あらかじめマスキングテープなどでマークしてから石膏ボードを張るとスムーズ。
ついさっきまで見ていた下地の場所がすぐわからなくなります(・・;)
つづく。。。