暗いカーポートに照明をつけるべく奮闘中。
手っ取り早く照明をつけるなら、電池式のセンサーライトという手もある。
しかし、私はスタイリッシュさを追及したい!
てことで選んだのが、こちら。
この照明をカーポートの梁(はり)に直付け、配線を梁内に通すことで、スッキリした純正っぽい外観にする狙いである。
配線イメージはこんな感じだ。
電源引き込み穴
まず、梁に取り付けられているアルミ製のフタを取り外す。
フタは3ヶ所のネジで固定されている。
さらにコーキング材で防水処理されているのが普通なので、ネジを取り外した後、マイナスドライバー等で、こじって取り外す。
、、、うちのカーポートは、コーキング処理されてませんでした(゚Д゚#)
おかげで梁内部で結露しまくり。
どうりで、梁の継ぎ目から雨漏りしてた訳だ。
気を取り直して、取り外したフタに電源ケーブルを引き込むための穴をあける。
作業台にしっかり固定。
マジックで汚い◯を書いたあたりが、穴あけの目安箇所だ。
30mm程度の太い穴(径)をあけたいので、ホールソーを使う。
この時点で安物の木工用ホールソーしか持ってなかったけど、無理やり木工用を使って穴あけ。
ホールソー的には、よろしくないと思うが、アルミは鉄よりだいぶ柔らかいし、まぁ大丈夫であろう。
先程の穴を下穴として、ドリルオイルを滴加しつつ、木工用ホールソーで大穴をあける。
強く押し付けず、削っていくイメージ。
意外と、カンタンに穴あけ完了。
木工用ホールソーも破損しなかった。
とは言え、良い機会なので鉄鋼用を購入しても良かったかな。
なんて思いながらネット見てたら、思いのほか安い鉄鋼用ホールソーセットを発見。
この後買いました(;^ω^)
安物なので鉄鋼への穴あけには不安があるけど、アルミなら余裕でしょう。
電源ケーブル通線
次に、電源ケーブルを梁(はり)の内部へ引き込む。
照明の取り付け位置には、前回既に穴あけ済み。
なので、そこから通線ワイヤーを突っ込み、梁の端まで到達させる。
で、梁の端でケーブルと通線ワイヤーをつないで引き抜き、ケーブルを通す。
単にケーブルを通すだけの作業なんだけど・・・途中でどこかに引っかかり、引き抜けなかったりで、なかなか思い通りに通線できない。
シリコンスプレーを使って通線ワイヤーやケーブルの滑りを良くすることで、かなり作業性は向上するのだけど、もどかしい~
なんだかんだで、30分くらいかけて、なんとか通線が完了。
梁の内部の空間は広いから、それほど苦労しないと思ったんだけどなぁ。
いろいろな所に引っかかってカンタンではありませんでした。
先ほどホールソーで穴あけした梁のフタに電源ケーブルを通し、梁にネジ止め。
コーキング剤による防水処理も行う。
さらに、丸型露出ボックスを取り付け。
電源接続
VE管で、前回設置したアウトレットボックスと接続、電源ケーブルを通す。
アウトレットボックス内で、結線及びスイッチを設置。
人感センサーによる自動ON/OFFなので、基本的にはスイッチは使用しない。
何らかの理由で電力供給をカットしたい場合を想定し、念のため取り付けておく。
余っていたスイッチを取り付け、アウトレットボックス内に収めておいた。
アウトレットボックスのフタをネジ止めして電源の確保は完了。
照明取り付け
次に、照明本体を取り付け。
まずベース部分。
照明カバーを外し、さらに本体からベース部分を取り外す。
ベース部分は梁にネジ止め固定するのだが、取付面とのスキマは、防水シール剤(コーキング剤)で埋めておく必要がある。
↓こちらが取説の防水処理イメージ
実際にコーキング材をつけた結果がこちら・・・
うーむ、イメージと違うな。
まぁ、しっかり防水処理ができてれば良いでしょう(;^ω^)
梁への固定はドリルネジを使用。
人感センサーありタイプの照明は、このベース部分の設置向きで照明の向きも決まるので注意する。
ベース部分の設置完了!
マニュアルの指定どおり、ケーブルを120mm程度引き出しておく。
もう一ヶ所も同様にベース部分を設置。
1日置いてコーキングが固まったら、照明本体を取り付ける。
ここからは既定の作業なので、すいすい作業が進む。
ケーブルの被服線をむいて照明本体のコネクターに突っ込む。
ベース部分と照明本体は専用ネジ2本で固定。
カバーをつけたら完成~
色合いもそれほど違わず、純正っぽい仕上がりになりました。
おおむねイメージどおりだ。
2つめの照明の取り付け。
こちらは人感センサータイプ。
数千円高い。
Panasonic 軒下用ダウンライト LSEWC4069LE1
人感センサーのため、発光面が少し少ないが、光量は変わらない。
点灯モードはテストモードも入れて7種類。
カバーをつける前にダイヤルにより設定する方式だ。
とりあえず「周囲が暗いときにセンサー感知した時だけON」のモードである「1」のダイヤルにあわせておいた。
そのほかのモードは以下の通り。
・周囲が明るめの時間からセンサー感知した時だけON
・周囲の明るさに関係なく、センサー感知で約1分間点灯
・お出迎えモード(下図参照)
センサー感知範囲は周囲6mくらいみたい。
取り付ける高さが少し低くなるので、もうちょい狭くなるかも。
通路側の感知率を少しでも優先するため、センサーは通路側に向けて設置。
って、10cmくらいしか変わらないけど(;^ω^)
完成
無事設置が完了。
夜になってから点灯させてみたところ、けっこう良い感じになりました。
ただ、危惧していたとおりセンサー感知範囲が少し狭い。
もう少し広ければ、なお良かったな。
広すぎても鬱陶しいけどね。