完成までに、あと10年はかかるね!
と、最近ご近所さんに言われたイナバガレージ改造。
とうとう天井へ化粧合板の張り付けが完了し、一気に雰囲気が出てきた。
内壁の部材
次に着手するのは内壁。
その部材は、以下の理由から石膏ボードを採用することにした。
石膏ボードの利点1「壁紙が貼れる」
インナーガレージ風にしたいとか、壁にプロジェクターを投影したいとか考えると、壁紙を貼りやすい素材が望ましい。
石膏ボードの利点2「防音性能がある」
ガレージ内で大きな音を出すことも想定し、ある程度の防音効果を持たせたい。
石膏ボードは重量があるため、音を通しにくいという利点がある。
石膏ボードの利点3「防火性能がある」
ガレージ内では火の粉が飛ぶようなDIYをする可能性もあり、燃えやすい素材は使いたくない。
石膏ボードには水分子が含まれており、燃焼の抑制効果があるそうだ。
石膏ボードの利点4「安い」
石膏ボードの安さは比類なきレベルである。
ガレージの壁へ施工するには、それなりの枚数が必要なので、安いのはとても魅力。
石膏ボード購入
さっそくホームセンターで石膏ボードを購入。
石膏ボードは重くてもろいので、変な力をかけるとカンタンに割れる。
よって、無理に自家用車で運ばず、ホームセンターの軽トラをレンタルして運んだ。
枚数が多いので、積み込みしてくれるのが地味にありがたい。
石膏ボードでガレージ内壁を作る
現在、2×4材を使って立てた柱間に断熱材(グラスウール)を詰めた状態。
この上から石膏ボードを張る。
将来的に壁に棚などを設置するかもしれないので、石膏ボードを取り付ける前に下地材として3㎜の合板を設置。(追記:後日、棚を設置するときに役立ちました)
石膏ボードの取り付けには、手持ちのコーススレッド(下穴なしで使えるネジ)を使用した。
石膏ボードを張るための専用ネジが売られていたが、わざわざ買うほどではないかなぁと。
コーススレッドは、小分けパックだと割高なので、箱買い(1,000本入り)。
しかし調子に乗ってネジ類を箱買いしていると、大量のネジを所有することとなる。
私はこうして、妻に「ネジ中毒!」と言われるようになりました(^^;)
コーススレッドはインパクトドライバーを使って打ち込むのがセオリーらしい。
素人考えではドライバドリルでも良いのでは?と思うが、それだとドライバドリルに負荷がかかって壊れやすいのだとか。
マルチエボのインパクトドリル用ヘッドは、そんなに高くないので購入。
実際にインパクトを使ってみてわかったが、断然速くキレイに打ち込むことができる。
ガガガガって音と反動も心地よく、ネジを打ち込むのがクセになりそう(笑)
ネジは、頭が少し石膏ボードに埋没する程度に打ち込むのがコツ。
パテを使って壁の凹凸をなくす作業で、パテ処理が非常に楽になる。
石膏ボードの継ぎ目部分は、2×4材があるのが理想であり、そのために石膏ボードの長さを切り詰めるべきであるが、面倒になって下地を入れることで不陸(段差)の防止を図った。
まぁ弱い部分にピンポイントでタックルしない限り、強度的には問題はないであろう。
石膏ボードは水に濡れるとダメなのだとか。
よって、地面やブロックに接触しないよう、少し浮かせて張った。
コンセント部分はマルチツール(オシレーティングツール)を使って穴開けし、配線を引き出しておいた。
壁を貼ると一気に雰囲気が出てきました。
でも、扉周辺はウレタン吹き付けの壁がまだムキ出しのまま。
この壁を見た友人からは「アスベスト!?Σ(・□・;)」とビビられました。。うーむ、早いところ見えないようにしたいな。