イナバガレージの梁(はり)を木製っぽくしたい!
これまで、梁をすべて羽目板で覆い、パテで穴を埋めるところまで作業した。
今回は、パテ乾燥後のヤスリがけ作業。
“なんちゃって”な梁をより本物っぽくする重要な工程である。
まず道具。
サンドペーパー(紙ヤスリ)は100均でも売っている。
しかし、手作業は気が遠くなるほどタイヘン。
ここはサンダーという機械の力を頼ろう。
今回、使ったのはマルチエボのサンダーヘッド。
マルチエボのセットに含まれていた。
サンドペーパーは、ワンタッチで交換できる。
とりあえず、付属していた目合いの中で最も荒い#80で磨くことにした。
それでも大きな段差を無くすには、それなりの時間がかかる。
ある程度の力で押しあてる必要があるため、体力も使う。
ひたすら磨く。
一心不乱に磨く。
ビフォー↓
アフター↓
うーむ写真で見ると大して変わらんな(^^;)
この作業、かなりの重労働で、2本の梁をヤスリがけし終わっただけで疲労困憊となった。
そこで、作業効率向上のため、角や大きな段差はグラインダーを使うことに。
店頭に並んでいたグラインダー用のヤスリで最も目の細かい#120を購入。
グラインダーは鉄なども切れる強力かつ危ない工具だ。
サンドペーパータイプのディスクとはいえ、ビビりながら扱う。
おおおーーー
さすがグラインダー!
ほとんど力をかけずとも、見る見るうちに削れる。
一生懸命、サンダーを使っていたのがバカみたいだ。
ヤスリは番号が大きくなるほど目が細かい。
すなわち、サンダーで使用したヤスリ(#80)より目は細かいはずなのだが、比較にならないほどグラインダーの方が削れる。
それほどグラインダーは強力ということであろうか。
グラインダーの飛散防止カバーがあるとうまく削れないので、取り外して使用。
ただしこれ、やってはいけない大変危険な使い方なので、メガネとマスクを装着のうえフェイスシールドもつけるという完全防備で臨んでいる。
飛び散る粉塵量がすさまじく、あっという間に全身粉まみれになった。
こうしてグラインダーを使えば比較的すぐに研磨できたのだけど、平面部分は相変わらずサンダーを一心不乱にかける必要があった。
この作業に数日間を費やしたものの、いまだ凸凹は消え去らず。。。。
本当はもっとヤスリがけすべきなのだろうが、「きれいに成型というより梁のゴツゴツをイメージしよう!」と方針転換した。
早い話が逃げである(^-^;
ヤスリがけしたところが、白く粉っぽくなったので、固く絞った濡れ雑巾でふき取って「ニス塗り」の工程に移る。