前回、スロープ土台部分を作った。
今回は、タイルの張り付け。
張り付けるタイルは、タイルデッキと同じく、サンワカンパニーの「ヤングギャラリー」。
パッと見は、本物の木みたいなタイルである。
既存の通路のタイルと目地を合わせ、かつ乱張りで張っていくことにする。
このことで連続性が保たれ、見栄えが良くなるという算段である。
ただし、端の列のタイル幅を切り詰る必要があるのがネック。
このタイルは切断時に表面がカケやすい。
よって、長辺である縦方向の切り詰めはやりたくないのが本音。
でも、さすがに目地は合わせないとカッコ悪い。
タイル幅を考慮のうえ通路の幅を決定すりゃよかったな~と後悔しつつ、何とか切った。
↓こんな感じで現場合わせして採寸し、カットしました。
タイル短辺方向へのカットは、「エルアングル」を使うと素早く正確にラインが引ける。
裏面ストッパーにタイルを押し当てれば、カットラインが直角にでるのだ。
サシガネを使うよりも早くて楽。
エルアングルは本来、丸ノコで木材をカットする時に使う道具なんだけど、もっぱら角材やタイルのカットラインを引く用途に使ってます(^_^;)
タイルがカットできたら、コンクリートを打設したとき同様に、密着性を向上させるNSハイフレックスを塗布してから、ノロ(セメントを水で溶いたもの)でタイルを貼っていく。
一般的には、タイル張り付け用のノロを作る時は、粘度を高める「マポローズ」なるモノを混ぜる。
しかし、今回はケチって混ぜなかった。
そしたら、スロープの傾斜により、タイルが自重でズレてしまう現象が・・・
仕方ないので、適宜ブロックなどを使って支えた。
タイルの貼り付けは、接着剤を使う手法もある。
でも、接着剤よりセメントの方が圧倒的に安価。
壁面へのタイル張りの場合は、接着剤の方が圧倒的に作業性が良いのだけど
の粘着力が大いに役立つのだけど、。
セメントの方が圧倒的に安いからかな。
全部張り終えたら、数日放置。
目地を入れたら完成!