タイルデッキ通路にスロープをDIY②~タイル張り付け~

前回、スロープ土台部分を作った。
今回は、タイルの張り付け。
張り付けるタイルは、タイルデッキと同じく、サンワカンパニーの「ヤングギャラリー」。
パッと見は、本物の木みたいなタイルである。
既存の通路のタイルと目地を合わせ、かつ乱張りとすることで、連続性を保つ作戦だ。
必然的にスロープの1列はタイル幅を切り詰めることとなる。
このタイル、切断時に剥離しやすいので、あまり切りたくないのが本音ではある。
でも、さすがに目地は合わせないと、カッコ悪い。
タイルの長辺を切断し、幅を切り詰めるので難易度が高く、2枚ほど失敗😵💧
タイル幅を考えたうえで通路幅を決定すりゃよかったな~と後悔しつつ、何とか切った。
ちなみに、タイル短辺方向へのカットは、「エルアングル」を使うと素早く正確にラインが引ける。
裏面ストッパーにタイルを押し当てれば、カットラインが直角にでるのだ。
直角定規を使うよりも早くて楽。
エルアングルは本来、丸ノコで木材をカットする時に使う道具なんだけど、もっぱら角材やタイルのカットラインを引く用途に使ってます(^_^;)
丸ノコガイド定規 エルアングルミニ 15cm H220×W200×D18mm 250g
タイルがカットできたら、コンクリートを打設したとき同様に、密着性を向上させるNSハイフレックスを塗布してから、ノロ(セメントを水で溶いたもの)でタイルを貼っていく。
一般的には、タイル張り付け用のノロを作る時は、粘度を高める「マポローズ」なるモノを混ぜる。
しかし、今回はケチって混ぜなかった。
そしたら、スロープの傾斜により、タイルが自重でズレてしまう現象が・・・
仕方ないので、適宜ブロックなどを使って支えた。
タイルの貼り付けは、接着剤を使う手法もあるけど、外装床の場合はモルタルの方が主流。
今回は下地が平滑でないし、何よりノロ(セメント)の方が圧倒的に安いので、接着剤使うつもりは毛頭なかったけどね(^^;
全部張り終えたら、数日放置。
目地を入れて完成!
タイル目地については、以前に施工した↓こちらを参照