エコカラットをDIYしたい!
リクシルが発売する室内用タイル、エコカラットは湿度調整、におい吸収といった機能性とタイルとしての意匠性を売りにしていて、モデルハウスでもお目にかかることが多い。
見た目が良くて機能面でも優れている。
こりゃ採用するしかないでしょ!!
エコカラットのデメリット
即採用!と思われたエコカラットであるが、デメリットもある。
はっきり言って、安くない!
例えば、人気のエコカラット「グラナスヴィスト」
これを6畳間の壁1面(約7㎥)に施工してもらう費用は15万円くらいだという。
これは、なかなか良いお値段。。。
エコカラットを採用したいけど、出費は抑えたいなぁ。。。
そんなことを考えながらネットを見ていたら、DIY事例が多いことに気付いた。
てか、公式でDIYキットまで出とるやん!
マイホームに手を加えるのは勇気がいる。
新築だと尚更である。
そんな敷居高めの新築DIYだけど、ネットで多くの人が挑戦しているのに勇気づけられて、新築後、初めて取り組んだDIYがエコカラットであった。
玄関への施工
まずは玄関入ってすぐ目につく壁に施工する。
今から思えば、いきなり玄関に挑戦するなんて無謀なのだが、この時は成功することしか考えられない状態なのだった。
イメージ的にはこんな感じ。
エコカラットの種類
使うエコカラットはパールマスク。
1箱に約1㎡分が入っている。
今回の施工箇所は約4㎡なので、5箱あれば足りるけど、失敗する可能性を考慮して7箱購入。
余ったら、他の場所に利用しよう。
このエコカラットは、30.5㎝×30.5㎝のシート状になっていて、1箱に11枚入っている。
こちらが裏面↓
各ピースが、ネット状の紙でくっつけられている。
紙は簡単に切ったり、剥がしたりできるので、ピース単位でシート幅を調整するのはカンタン。
接着剤
張り付けに使う接着剤は1㎡あたり1Kgが目安とのこと。
容量は1Kg、5Kg、20Kgの3タイプがあって、今回は5Kg×1、1Kg×2の計7Kgを購入。
使ってみてわかったことだが、5Kgタイプはフタを閉めて保管できる。
よって、何日間か作業を中断する場合でも、使いかけの接着剤が無駄にならない。
経験的には1年くらいは余裕で保管できます。
一方、1Kgタイプの接着剤は、1度開封すると使い切りである。
これなら、5Kgタイプだけを購入した方が良かったかも・・・。
準備物
着剤の塗布には、クシ目タイプのヘラが必要。
単なるヘラでは、接着剤をタイルに均等に馴染ませられないためだ。
要はクシ目をつけるだけなので、ヘラで接着剤を塗った後に、100均のクシやギザギザに加工した厚紙でクシ目をつけても良い。
まぁ、安いモノなので購入するのが無難か。。。
クシ目幅は3mm。
なお、下地の不陸(凹凸)が大きい場合は5mm幅が推奨されている。
あと準備するものとしては、マスキングテープがある。
接着剤が付着してほしくない箇所を保護するテープで、様々なDIYにおいてキレイな仕上がりのための必須品である。
100均でも売ってるけど、粘着力がイマイチだったり単価的に高かったり。
マスキングのせいで、DIYが失敗するのは嫌なので、ちゃんとしたメーカー品を購入した。
そんなに高いモノでもないし。
マスキングテープと養生シートが一体化したマスカーも購入。
床面などの広い範囲の保護に便利。
施工マニュアルはリクシルの公式ホームページからダウンロード。
DIYブログや動画を一通り見たので、だいたい作業内容はわかったつもりだけど、それ以上に詳しく載ってます。
以上、おおむねDIYキット販売されている内容と同じ部材を揃え、いよいよ作業に取り掛かる。
なお、DIYキットを素直に購入する選択肢もあるが、それぞれ部材を買い揃えた方がお得です。
次回は、いよいよ施工に挑戦する。