タイルの貼り直しはタイヘン

外構DIY

セメントを使ったDIYって意外とカンタン!

でも、、、ひとたび施工をミスってしまったらとても面倒。

以前、モルタルで固めた支柱をやり直した時に痛感したのに、、、

 

モルタルが固まった後に作業をやり直すのは、どれくらい大変なのか!??
失敗は慣れた頃に発生する。 最近、モルタルの扱いも慣れてきたなーと思っていた矢先、、、 失敗しました!! しかも気付いたのはモルタル硬化後… まず、作業内容の説明します。 勝手口のテラス屋根側面パネルを延長したいと常々考えていた。 側面パネ...

 

今回もやってしまった!(>_<)

不注意でタイルをたたき割ってしもたー!!!

 

なぜそんなことが起こったか説明したい。

 

天端のタイル貼りがやっと終了し、ステップ部分のタイルに取り掛かったところであった。

 

デッキの土台の成形は、レーザー墨だし機で一応確認していたものの、そこまで厳密ではなかった。

粗々で土台を作り、タイルを貼りながら修正するというイメージだったのだ。

 

結論から言えば、この判断自体が誤り。

土台を精度高く作成すべきであった。

 

そして致命的ミスが発覚する。

再度、レーザー墨だし機で土台の高さを確認してみたら・・・

げー!想定より高い部分が!!


 

想定より低い分には、タイル貼り付け時にモルタルを盛れば修正可能。

しかし、高い場合はハツって低くする必要がある。

 

盛りすぎたモルタルをハンマーとチゼルでボチボチ削り取る。

そんな作業の最中、悲劇は起こったのであった。

 

しばし己のアホさに呆然とする。

 

そして、さらに割ってしまったタイルを無計画にはがそうとしたら被害が拡大。

あれほど苦労した曲線カットタイルも破損しちゃった(;´・ω・)

 

もう一度、タイル切ったり削ったりの作業をしなくてはならないのか😖

何とか最小限の修正にならないか…と試行錯誤する。

 

細心の注意を払って、グラインダーのタイル用切断砥石で切れ目を入れて・・・

 

破損した方のタイルをチゼルではがす。


 

で、もう一度タイルを貼り直す。

ただし、そのままだと新たに張るタイルだけが高くなってしまうため、土台のモルタルを少し削り取る必要がある。

 

モルタルを削るのは容易ではない。

かと言って「はつり機」を使ってしまうと周りのタイルまで破壊してしまいそう・・

 

しばし悩んだ結果、

「コンクリートカッターで切れ目を入れる → チゼルではがす」

という工法をとることにした。

 

実は他の用途でコンクリートカッターを購入していたのだ。

まぁ、グラインダーでも良いのだけど、安定して扱いやすい。


すごい音と粉塵にまみれながら、こんな感じで切れ目を入れた。

 

できた切れ目にチゼルを入れてガンガンハンマーで叩く。

良い感じで剥離しました。

 

土台部分が低くできました( ´Д`)=3 フゥ

 

と思ったのも束の間、

ぎょー!隣のタイルがまた欠けてしもた!!

また、隣のタイルをはがすハメに。。。

 

はがれました。

 

って簡単に書いたけど、このタイルがとても欠けやすくて厄介。

はがす時の衝撃で目地と一緒に隣のタイルが欠けてしまう現象が頻発したため、あらかじめグラインダーで目地を寸断してから剥がしている。

メンドクサイけど、これを怠ると、また隣のタイルが・・・ってな無限ループ地獄に陥るのだ。

 

で、またコンクリートカッターで土台に切れ目を入れてチゼルではがしてからタイルを貼り直す。。。

 

てことで、結論。

タイルの貼り直しは、とっても手間!

 

おまけ

モルタルを削るダイヤモンドカップなるものが存在する。

最初はこれでモルタルを削ろうと思ったのだが・・・


 

コレ、制御が難しくて周辺のタイルに接触、破損する危険性があるので、一部だけ下地を削るという用途では使い難かった。

 

でも、モルタルの突起部分を削り落とすとか、広くモルタルの表面を数ミリ削るみたいな使い方には向いてそう。

なお、ハツり作業は、使用中にモルタルの破片が飛んでくることがよくあるので、かなり危ないです。

細かい作業がしたくてグラインダーのカバーなしにしたけど、さすがに危険すぎるため、近くに人を寄せ付けずにフルフェイスの完全防備で作業しました(;^ω^)