前回、屋根裏にLANケーブルを通した。
今回は、LANポート(モジュラジャック)とコンセントを新設する足元まで延長する。
壁内構造の確認
まずは壁の内部構造を確認しておきたい。
壁の内部は直接見れないので、ビデオスコープを使って確認する。

スマホに接続して使う安物のビデオスコープであるが映像的には申し分ない。
コンセントを壁から外してカメラを挿入。

思った方向にカメラを動かすのが難しいなぁ。
進路を阻む胴縁の位置を確認。

カメラ解析の結果、壁内の構造が明らかとなった。
胴縁はカウンターの高さ付近で、穴から近いが目視できない位置にある。
また、もう一方のコンセント穴との間に間柱があり、それに沿って天井裏から電源ケーブルが通されている。
電源ケーブルはそのまま胴縁にあけられた穴を通って下方向へ伸びている。

この構造から考えると、電源ケーブルが通っている穴を利用してLANケーブルを通すのが理想である。
でも、かなり難しそう。

胴縁への穴あけ
とりあえず、通線ケーブルを通せるか試みる。
ビデオスコープで確認しながら操作して穴に通そうとする。
が、予想通りうまくいかない。
穴の大きさには余裕があるのだけど、通線ワイヤーをうまく操って穴に通すことができないのである。

てことで、早々にあきらめて、手っ取り早く胴縁に穴開けすることにした。
フレキシブルシャフトにボアビットを装着。

コンセント穴から突っ込み、真下の胴縁に穴あけする。

穴あけ部分は目視できないため、感覚で掘り進める必要がある。
もしビットが斜めのまま掘ってしまうと、最悪の場合は壁を突き破るので割とシャレにならない。
そこで、あらぬ方向に意図せず穴あけしちゃう可能性のある一般的な先ネジタイプの木工ドリルは使わず、徐々にしか穴あけできないボアビットを使った。
なかなかじれったい作業だったけど、ビデオスコープで状態を確認しつつ慎重に進め、無事貫通。

キッチンカウンター内への引き込み
次にキッチンカウンター内に引き込む穴をあける。
足元まで壁内を通線したいところだが、胴縁の穴を通して離れた場所にある穴から通線ワイヤーを出すのは手こずりそうなので楽な方に逃げました(^-^;

穴の位置が大きくズレないよう、レーザー墨出し器で穴あけ位置を決定。

レーザー墨出し器はボッシュのQUIGO PLUSという安価なモデルを重宝してたけど、かなりの悪条件で酷使したところ、とうとう先日壊れてしまってチョイ本格的な山真というメーカーのモノを新調。
でも、結局はQUIGO PLUSで性能十分だった、と今は思います。

ケーブル中継
コネクタ付きのLANケーブルを穴から引き出すのはキツかったので、一方のコネクタを切断。

家に転がっていた中継コネクタを使ってコンセント裏でLANケーブルを継ぎ足す。
中継せずに直接つなぐことも可能だが、無理に穴を通そうとして断線したら面倒だし。

コンセント裏で分岐した100V電源と共に穴を通した。

LANポート&コンセント部材
LANポートとコンセントは横並びタイプとする。
基となるのはこれ。

一方のコンセントを取り外し、LANポート(モジュラジャック)を取り付ける。
LANポートは中継コネクタ同様カテゴリー6をチョイス。
6A以降はチョット高いので、後々必要となれば変更するスタンスで臨む(^-^;

装着完了。

一旦、取り付け予定箇所に仮置きしてみる。
キッチンカウンター足元部の↓このあたりかなぁ。

取付穴あけ
設置箇所をくり抜くため、エンピツで大まかにカットする場所をマーキング。

ドリルで角部分を穴あけする。

で、穴あけした箇所を起点に押し切りタイプのノコギリで切っていく。
やわらかい集成材のため、カンタンに切り進められた。

意外とサクッと穴あけが完了。
木くずがスゴイので、掃除機で掃除して次の工程に移る。

LANポート&コンセント設置
取付穴は、どうせ見えなくなるのでキレイにカットする必要はない。
しかし、キッチンカウンターに汚い穴があいているのを妻が見ると無用なショックを受けるだろうから、目撃される前に隠してしまいたい。

LANケーブルをストリッパーでむく。
カテゴリ7対応のケーブルなのでシールドがある。

LANポート側はカテゴリ6にしか対応していないので、シールドは無意味。
チョキチョキっと切って、中の電線を露出させる。

LANポートの溝に指定の色の電線を接続。

フタで圧着し、飛び出している電線を切ってLANケーブルの接続が完了。
100V電源も接続した。

テスターで、LANケーブルが問題なく接続できているかをチェック。
何かのオマケでついてきて正常に動くのかも怪しかったけど、テスターもLANケーブルも問題ありませんでした(^-^;

取り付け穴にネジ止めする。

カバーをつけて完成!





