ネコの糞害防止のため、監視カメラを設置している。
近所には砂利敷きの庭が少なく、猫から格好の糞場として常に狙われているのだ。
もちろん、監視カメラを設置したところで糞害が減るわけではないのだが、侵入経路や個体を確認することより、より効果的な防止対策を講じることができる、と信じている。
監視カメラのモニター(本体)は、不穏な動きがあればすぐにチェックできるよう、キッチンカウンター上に置いている。
モニターは折り畳めるので、圧迫感はそれほどないが、唯一の不満点として「ACアダプターが邪魔」である。
ACアダプターがることで、配線がゴチャッとなって見栄えも悪い。
そこで、LANケーブルの通線工事ついでに、整理することにした。
構想
ACアダプターは必要不可欠なモノ。当然、省略することはできない。
そこでACアダプターごとコンセント裏の壁の中に突っ込んでしまうという荒業で視界から消すことを思いついた。
この方法、ひとつ懸念されるのは「壁内部でACアダプターに熱がこもらないか」ということである。
まぁ壁内部は空洞になっているため、恐らく大丈夫であろう。万一、故障したところで、ACアダプターの買い替えにかかる費用は高くても数千円だろう。
てことで、DIYを決行。
ACアダプターの加工
まずは、コンセント裏から電源を確保するため、ACアダプターのコンセント側配線をチョッキーンと切る。
切った瞬間に後戻りできなくなる、なんて思うとチョット緊張するが、コンセントケーブルは汎用タイプ。
その気になればカンタンに入手可能なので気が楽だ。
コンセント裏のスペースが圧迫されるのを避けるため、配線は短めにカットした。
電線はワンタッチコネクタで接続するため、被覆をむいておく。
ACアダプター格納
一旦、コンセントプレートを取り外し、ACアダプターを突っ込む。
キツくはないが、余裕はそれほどない。
何らかの理由でACアダプターと電源コネクタが緩んだり抜けたりしないよう、念のため養生テープで貼り付けて、壁内部にイン。
奥行きは狭いが、上下左右の空間は広いので、あっさり格納できた。
格納後、電源線をワンタッチコネクタで接続。
本来なら電線数3本用のワンタッチコネクタで良いのだけど、足元のコンセント用などの分岐も兼ねているため、5本用を使っている。
完成!
ケーブルが黒いから目立つけど、ACアダプターが無くなって、だいぶスッキリしました。