ガレージをシアタールームに!
ガレージのホームシアター化に取り組み、それなりのモノが出来上がった。
しかし、少し不満がある。
どうも音にクリア感がないのだ。
何だか、こもった感じ。
サウンドシステム
このサウンドシステムは、以前にテレビにつないで使っていた。
その時はクリアな高音質に思えたのだけどなぁ。
耳が肥えたのか、そもそもガレージという空間の問題なのか。
音質ってのは、気にすると、どんどん気になってくる(-_-;)
さらに、気になることがもう一点。
ガレージは開け放つと外から丸見え。
吊り下げ式のスピーカーが目立つ。
近所には、音楽好きの人が住んでいて、時として音が漏れ聞こえてくる。
他のご近所さんから、「このスピーカーがその騒音の発生源?」と勘違いされないか危惧される(被害妄想)。
てことで、スピーカーの交換を決断した。
天井埋め込み型スピーカー
新たに取り付けるのは天井埋め込みタイプ。
目立たないうえに、さりげなくエレガントなスピーカーである。
以前にDIYで取り付けたことがあるし、心理的ハードルは高くない。
↓リビングの天井スピーカー
リビングに取り付けたのは、ヤマハ製だった。
このスピーカーは、凡人の耳でも音質が良いと感じる
よって、同じスピーカーを導入するのが間違いない選択であるが、ガレージには大きすぎる。
よって、少しコンパクトなタイプを導入しようかと考えた。
↓これだ。
このスピーカーの直径は15㎝。
ガレージ天井に取り付けるなら、このくらいのサイズ感がちょうど良いかな、と思う。
ただし、厚み(奥行)に問題が。。。
取り付けるスペースの奥行に余裕がないのだ。
天井の上は断熱材(グラスウール + 発泡ウレタン)があり、その上がすぐガレージの天板となっている。
このスピーカーの厚み8.65㎝が収まるかキワドイとこだ。
さらに、ワガママを言うと、値段が高い!
ガレージでは、音量を絞って使う想定のため、音質はソコソコで良いし、その分、出費はおさえたい。
てことで、他のスピーカーも検討する。
が、なかなかコレ!ってのが見つからない。
そもそも、天井埋め込み型スピーカーのラインナップが極端に少ない。
取り付けには天井に大穴をあける必要があり、心理的なハードルが高いので、それほど需要がないのだろうか。
さらに、低価格帯のスピーカーは、主に商業施設で使われるハイインピーダンスのモノが多い。
家庭用アンプ用は「ローインピーダンス」対応が一般的で、既存のサラウンドシステムのアンプもそれ。
よって、「ローインピーダンス」のスピーカーを選ぶ必要がある。
そんななか、気になる商品を発見した。
読み方すらわからないメーカー「Herdio」の天井取付型スピーカーである。
レビューを見てると、まぁまぁ高評価。
「値段なりの品質」といった意見もあるが、上述のとおりガレージで大音量を出すことはないから、ソコソコの音質であればよい。
てことで、購入。
センタースピーカーを含めて5つ必要なのだが、ペアでしか売られてないので、3セット(計6つ)注文。
かなりコンパクトな箱で届いた。
パッケージは英語表記である。
スピーカーの直径は約16㎝。
小ぶりだけど、ガレージにはちょうど良いサイズ感だ。
ご丁寧にスピーカーケーブルまでついている。
3mくらいあるのかな。
既にケーブルはamazonオリジナルのモノを設置済みなので、今回は使いません
スピーカーの総奥行きは6.6㎝。
かなり薄い。
これなら、今回のように天井裏のスペースがほとんどなくても取り付け可能だ。
スピーカーケーブルの接続端子は金メッキ(ぽい)。
プッシュタイプで簡単接続できるタイプである。
コンデンサーも、テカテカしている。
中華製品に多いこういう見た目重視なとこ、嫌いじゃないです(笑)
だいたい性能は伴ってないのだけどね。 ←偏見
マニュアルは英語。
まぁ読めなくても困ることはない。
てか、大したことは書いていない(*ノωノ)
この絵だけ見れば事足りるな。
取り付け
まず、天井に取り付け穴をあける。
カットアウト直径は14.5㎝。
リビングでの取り付けでは、この穴あけ作業に時間がかかったが、今回の穴の大きさであれば、ダウンライト取り付けのために購入した手持ちのフリーホルソー(自由錐)が使えそう。
このフリーホルソーの穴あけ径は最大13cm。
目的のカットアウト直径14.5㎝に少し届かないのだけど、ストッパーゴムを取り外し、最大限広げれば対応できそうだ。
てことで、いざ!
ダウンライト取付でコツはつかんでいるため、サクッと穴あけは完了。
あらかじめ、取り回しておいたスピーカーケーブルを取り付け穴から引き出して接続。
穴にはめ込む。
で、ネジを締めると天井の中でクランプ(引っ掛けフック)が開いて、固定完了である。
リビングに取り付けたヤマハ製の天井スピーカーと同じ固定方法だ。
天井スピーカーの多くは、この固定方法を採用しているみたい。
取り付けできました。
ちなみにツイーターの向きは変えられません。
スピーカーグリルを取り付けたら完成。
スピーカーのフレーム部分に磁石埋め込まれていて、グリルをかぶせるとバチっと貼り付く。
同じ形式だったヤマハの天井スピーカーよりも、気持ち磁石が弱いような。。。
まぁ落下を危惧するほどの弱さじゃないので、問題はない。
で、肝心の音質だけど、かなりクリアになりました。
そんな気がします。
何より、吊り下げスピーカーと違って、存在を主張してこないのが良い感じ。
スッキリしました。
サラウンドシステムのセットは一式で音質がコントロールされているので、スピーカーだけ交換するとバランスが崩れて良くないって話もあるけど、特に気にならなかった。
プロジェクターの投影にもかぶらないので、ゲームするにしても没頭できそうです。