有線LANポートを新設したい! ~ ついでにコンセントも #1

室内DIY
スポンサーリンク
スポンサーリンク

有線LAN差込口を新設したい!

時代は無線LAN!有線は不要!!

なんて思っていた。

なので、新築の時にLANポートを設けることはなかった。

しかし、今頃になって有線LANの高速さに気付かされ、LANポートが欲しくなってきた。

だって、NASからの写真イメージの読み込みが遅くてイライラするんよね(~_~;)

 

LAN差込口の新設場所

まず、設置場所を考える。

結果、ダイニングの机でパソコンをすることが多いので、キッチンカウンター下にLANポートがあると使い勝手が良い、という結論に。

さらに、コンセントも増設したい。

 

作業概要

ルーターは納戸にあるので、そこからLANケーブルを引っ張ることになる。

まずは納戸から屋根裏に引き込んでから、キッチン前の壁内へ通し、キッチンカウンター下までつなぐ、という計画だ。

コンセントは、キッチンカウンターに既設のコンセントから分岐する。

 

LANケーブル

アマゾンでLANケーブルを購入。

だいたい15mあれば事足りそうかな、カテゴリーは大きい方が良いのだろう、ってことで安価だったカテゴリー8のフラットケーブルを選んだ。

買ってから知ったのだけど、ケーブルはスタンダードの方が強いし、カテゴリー7や8は一般家庭では能力をフルで発揮できないそう。

カテゴリー6Aが安定性の面からも良かったらしいが、まぁ安かったので良しとしよう。

キッチンカウンターから屋根裏へ通線

まずは最大の難関部分から着手する。

キッチンカウンターから屋根裏への通線である。

 

新築過程の写真をチェックしたところ、カウンターより少し下に胴縁が入っている模様。

胴縁ってのは、柱間に水平方向に取り付けられた材である。

 

胴縁には、柱間を完全に塞いで隙間がない場合隙間がある場合がある。

 

ダイワハウスの場合、新築時の写真を見る限り隙間はなさそう。

てことは、通線するには胴縁に穴あけする必要がある。

既存のケーブルが通ってる穴に割り込むって方法も考えられるけど、いずれにしても突破は容易ではない。

 

最悪、通線できないリスクもあるので、まずは胴縁の影響のない範囲、すなわちカウンターのコンセント部と屋根裏との間を先に通線することにした。

これなら、胴縁を突破できなくても、このコンセント部分にLANポートを設置するという妥協策がとれる。

 

さっそくコンセントプレートを引っぺがして、固定ネジを取り外す。

以前にUSBコンセントに交換した箇所なので、サクッと作業できる。

USB端子付きコンセントプレートの導入
USB電源があると何かと便利 スマホの充電はもとより、ちょっとした充電式の工具や扇風機など、何でもかんでもUSB接続端子が搭載される昨今、USB電源の重要性が増している。 これまでのように、各々USB変換アダプターを使ってコンセントから給電...

 

通線ワイヤを屋根裏から通す。

この壁には断熱材が入っていないので、通線ワイヤはスイスイと進んでいく。

これが断熱材の入った壁の場合だと、通線ワイヤが通りにくいし、無理に押したり引いたりすれば断熱材を変形させてしまうことになりかねない。

 

 

無事、コンセント裏から取り出せました。

ここまでは拍子抜けするくらいスムーズ。

 

通線ワイヤーの先にLANケーブルを固定。

 

再び屋根裏側から通線ワイヤーを引っ張って回収すれば、LANケーブルの通線が完了。

てか、ダイワの電気工事士さんよ、↓この石膏ボードの切り方ひどくないかい(´・ω・`)

この下は折り下げ天井部分なのだけど、普通に通気できる穴が開いてるので、このままだと室内の空気が屋根裏に入る。

そしたら結露の危険があるので、非常によろしくない状態と思うのだが大丈夫であろうか。

 

納戸への引き込み

屋根裏をはわせたLANケーブルを納戸へ引き込む。

納戸内の情報ボックスと屋根裏は、いくつかブランクのCD管でつながっていたので、LANケーブルをこれに通して引き込むことにする。

 

ただし、CD管が細くてLANコネクタがキツキツ。

シリコンスプレーを吹いて何とか通した。


コネクタ部分を切断し、ケーブルを通線してから再度コネクタを専用のカシメ工具で取り付けるということも可能だが、カテゴリー7以降は非推奨らしい。

シールドがあって、プロでも適切なコネクタ接続が難しいとか何とか。

 

以上、とりあえず最低限のLANケーブル敷設が終了。

次回は胴縁に挑む。