単管パイプでウッドデッキを作るにあたり、少し気がかりなことがある。
サビである。
野ざらしになった単管パイプ構造物を見ると、見事にサビている。
どのくらいの期間でそうなったのかは不明だが、可能な限りサビ対策をしておきたいところだ。
単管パイプは亜鉛メッキが施されているため、比較的サビには強い。
問題は単管パイプを接続するクランプである。
クランプの防錆処理
ナットを締めるだけで単管パイプを自在に組むことができる便利なクランプであるが、絶望的にサビやすい。
一応はクロームメッキが施されてるので、すぐにサビることはないのだけど、雨ざらしで使ったらサビるのにそう時間はかからなそうである。
クランプがサビる問題の対策としては、亜鉛メッキされたジョイント金具を使う方法がある。
しかし難点はそのお値段。
ひとつ1000円以上する。
クランプなら200円弱なのに!
亜鉛メッキのクランプもあるみたいだが、それでも普通のクランプの倍以上する。。
どうしよう。
調べてみると、サビやすいクランプには亜鉛メッキ塗料を塗るのがトレンドらしい。
塗料を塗るだけでも、それなりに効果があるのだとか。
なるほど、これにしよう。
亜鉛メッキ塗料と言えばローバルらしい。
スプレータイプもあるが、ハケ塗りが一般的な様子。
塗装の密着性は高くないので、組んでから塗るのが良いらしいが、より効果が高そうなドブ付けで塗装することにする。
クランプごと缶に入れられそうな5Kgを購入。
使用量的には1Kgで事足りそうだが、まぁ仕方あるまい。
よく振ってからフタをあけてクランプをドボン!
余裕でドブ付けできました。
棒を使って吊り下げ、乾燥させる。
ハケ塗りだと、どうしても塗残しや塗れない箇所が発生するが、ドブ付けならその心配がないし、塗装に厚みもでる。そして作業が速い。
しかし、ネットを見る限り、こんなことをしている人はいない。
これは恐らく塗ってから組むと、塗装に傷がつくためと思われるが、実際やってみると、塗装後に組んでも大きく塗装が剥がれるようなことはなかった。
ただし、クランプの可動部やナットは組付けで塗装が剥がれるため、組んでから再度ちょこちょこっと塗り重ねると安心ではある。
つづく。。
