駐車場が暗い!カーポートにライトをDIY【アーチ形カーポート編~その3 電源を確保して完成】

駐車場が暗い!カーポートにライトをDIY【アーチ形カーポート編~その3 電源を確保して完成】

カーポートに照明をDIY中。

電源を確保し、スイッチを設置すれば完成というところまできた。

まずは電源。外壁に設置されている屋外コンセント内部で分岐して確保する。過去に同様の作業をしているので気は楽だ。屋外コンセントのネジ2カ所をはずして、、、

 

細い四角の穴にマイナスドライバーをブッ刺し、電線のロックを解除して電線を取り外す。ブレーカーは切っておくのが賢明。面倒だけどね(^^;)

 

通常、電源(白線と黒線)+アース線(緑線もしくは緑に黄色のストライプ線)の計3本の電線がつながっているはず。

が、なぜかアース線が赤線ヾ(・・;)ォィォィ

プロがこんな施工して恥ずかしくないのか!?

 

気を取り直して露出スイッチボックスを設置する。

防水性のある「外かべボックス」を使うのがセオリーではあるが、取り扱ってるホームセンターが少ないんよね。

どちらにせよタイル上に設置すると目地部分からの浸水が危惧されるので、今回は露出スイッチボックスを取り付けてシリコンシーラントでの防水処理することにした。

 

露出スイッチボックスを取り付けたら、その上から再び屋外コンセントを取り付ける。電線の差込口は2つずつあるので、照明用の電源(黒線、白線)をもう一つの穴に差し込めば電源の確保は完了。

 

取り付けられました。

 

なお、かたいこと言うと、この作業は電気工事士免許が必要です。

電気工事士の資格試験は難易度が低いため、やる気があればそこそこの勉強で取得可能なので持っていない方は是非。

 

免許なしでもできる回避方法として「照明の配線をコンセント形状にして電源確保する」という裏技的な対処法もあるけど、ギチギチ言うとケーブルをPF管に通したり固定するような作業等にも資格が必要っぽいので、無資格だとやっぱりキツいかな。

(参考)【経産省】電気工事士等資格が不要な「軽微な工事」とは(PDF)

 

屋外コンセントから分岐した電源ケーブルは、VE管に通して地中に埋設する。

 

地中への埋設が浅すぎるとVE管が見えてしまってカッコ悪いので、砂利下の防草シートも切り開いて深めに埋設する。

 

VE管を敷設したら、切り開いた防草シートの上からさらに防草シートを敷いて砂利をかける。100均で売ってた手ごろなサイズの防草シートを使いました。

 

良い感じにスッキリしました。

 

次にスイッチ。

照明には人感センサーがあるので、手動スイッチを使う機会はほとんどないだろう。しかし、一時的にON/OFFしたい場合もあるだろう、、、ってことで目立たない場所に取り付け。照明からひいたケーブルを引き込みました。

 

さらに地中を通って配線した電源ケーブルをカーポート横で立ち上げ、同じくスイッチボックスへ接続。

 

露出スイッチボックスはPF管を2本接続できるタイプを採用したため、アダプターを使ってVE管をPF管に変換のうえ接続している。



 

スイッチはパナソニックの防水埋込スイッチBというモノを使う。お世辞にも褒められたデザインとは言えないが、目立たない場所に取り付けるのでコストを重視(^^;)

 

黒線をスイッチに接続、白線を差込コネクタで結線する。

 

スイッチには取付パネルがついているので、一旦外してスイッチボックスへ取り付ける。しかし、なんだかグラグラして納まりが悪い。スイッチボックスのボッチが干渉しているようだ。これ、コンセントを取り付ける時には役立つのだけど、今回は不要なので打ち抜いとかないといけなかったのね。

 

ボッチを打ち抜いて取付パネルを取り付け。

 

完成です。うーむ、今さらだけどスイッチボックスはスイッチにあわせてライトグレーにすべきだったな。


スイッチオンで無事点灯。

これで夜の駐車場も明るくなりました。

めでたしめでたし。