ホームシアターを導入したい!
ダイワハウスには、スピーカーを天井埋め込みにできるなどの「サウンドシステム」オプションがある。
でも高い!
ベストなセッティングをしてくれるってことを加味すれば、実際のところはむしろ安いのかもしれない。
しかし、「憧れがある」程度の人間にとっては許容額を越えている。
私が求めているのは、スタイリッシュな天井埋め込みスピーカーであり、高次元の音質を極めたいわけではないのである。
てことで、このオプションは導入しなかったが、天井スピーカーが諦めきれずDIYすることにした。
天井埋め込みスピーカー
まずは天井スピーカーをネット購入。
買ったのはコレ!
「天井スピーカー」で検索すると、BOSEやらJBLあたりがヒットするが高い!
となると…
て感じて、YAMAHAを選んだのであった。
このスピーカー、今確認したら既に生産終了。
後継機は↓これになるのかな?
なお、ひとまわり小さいスピーカーは継続販売されている。
天井への穴あけ
新築の天井に大穴をあけるのは気が引ける。
しかし、天井スピーカーを設置するには、穴をあけないと始まらない。
意を決して実行することに。
まずは、穴をあけたら野縁が出現!てな事態とならぬよう「下地センサー」を使って穴をあける部分に下地がないか確認する。
まぁ少しくらい野縁を切っても問題ないらしいが、気分はよろしくないので、ここは慎重に確認したいところだ。
このセンサー、意外と安いため持っていて損はない。
センサーを天井にあて、スイッチを押しながら横滑りさせると、下地がある箇所では、光と音で知らせてくれる。
ただし、誤検知も少なくないので、「下地は等間隔で並んでいる」といった構造も考慮しながら何度か試すのがコツ。
こうして穴あけ箇所が決まるわけであるが、念のため、針タイプの下地探しで最終確認。
ちょっとメンドーだが、絶対に失敗は避けたいのだ。
この方法、壁に注射針くらいの針を実際に突き刺し、下地を確認するため、小さいながら刺した跡が残る。
よって、あくまでも穴あけ箇所が確定した後の最終確認として行った。
設置箇所が決まったら、スピーカー付属の切り抜きテンプレートを天井に押し当て、外周を鉛筆でトレース。
そして、線に沿ってノコギリで切り抜く。
天井は石膏ボードなので、百均のオモチャのようなノコギリでも切り取ることができる。
ただし、どうしても見た目が汚くなります(;^ω^)
慎重にボードカッターで線に沿って切れば、もう少しマシにはなるだろうが、どうせスピーカーを取り付ければ穴は見えなくなるので、何ら悲観はしていない(と強がっている)。
ちなみに、後日ガレージの天井へスピーカー取り付けしたが、その時は自在錐(サークルカッター)を使用した。

わかってはいたけど、これを使うと設置穴の径ピッタリに真円で穴あけできるし、失敗リスクが低い、作業も楽、と良いことばかり。その使い勝手の良さに感動しました(^_^;)
スピーカー設置
穴あけしたら、次はスピーカーの設置。
まず、スピーカーケーブルを敷設しておく。
安いケーブルをアマゾンで購入。
ケーブルは、よっぽどの粗悪品でない限り、音質に大差なく、凡人は聞き分けられないと割り切っている。
Amazonベーシック スピーカーケーブル 16ゲージ 30メートル
アンプを設置するテレビボード背面から屋根裏へケーブル通し、スピーカーを取り付ける穴から出してスピーカー端子へ接続。
このスピーカーの接続端子は、プッシュ式のワンタッチコネクターとなっているので、取り付けがカンタンだ。
ケーブルをスピーカーへ接続したら、天井の穴へ挿入。
スピーカーを天井に固定する。
固定は、4 つのクランプで引っかけて挟み込む構造。
穴にスピーカーをはめた状態で、所定のネジを締めると天井の中でクランプが開いて固定できる、という仕組みだ。
穴は汚かったけど、スピーカーを設置すれば、ピッタリはまって良い感じになりました。
最後にスピーカーグリルを取り付け。
スピーカーのフレーム部分に磁石埋め込まれているので、スピーカーにグリルをかぶせるだけでバチっと貼り付く。
ちなみに、グリルは天井の色に合わせて塗装もできるらしい。
今回は天井が白なので、そのまま使いました。
アンプ
アンプはヤマハのエントリーモデルを購入。
ヤマハにこだわりはないが、スピーカーとメーカーを統一する無難な選択である。
スピーカーケーブルやTVとのをHDMIケーブルなどをアンプと接続し、最低限の構成が完成!
さらに、せっかくなのでセンタースピーカーとサブウーファーも設置する。
そんなに高くないし
センタースピーカー
人によっては無い方が良いって人もいるみたい。
正直よくわからないけど、安いから購入(;^ω^)
テレビボードの棚に置いてみた。
サブウーハー
あまり重低音を響かせるのは趣味ではないけど、映画を見るときに臨場感が出るので、購入する価値はあるかなと。
こちらもヤマハ。
サブウーハーは独立電源のため、毎回いちいち電源をON/OFFする必要がある。
こりゃメンドクサイ。
アンプはテレビと連動でONにできるのに、サブウーハーだけ手動なのは嫌だけど、ずっとONにしておくのはエコじゃないし、何だか悔しい。。。
そこで、アンプの電源に連動して自動でON/OFFさせるべく、連動タップなるものを購入。
「パソコン専用」と書かれたコンセントに、アンプのコンセントをさす。
で、アンプ電源を切った状態で感度設定スイッチをSTBY、アンプ電源ONにしてON、最後にAUTOとする。
後は、連動させたい機器(今回はサブウーハー)のコンセントを残りのタップ口にさすだけ。
これで、アンプに流れる電流をタップが検知、サブウーハーの電源を毎回ON/OFFする必要がなくなりました
感想
そもそも、天井スピーカーがスタイリッシュなので導入したかったというのが一番大きな動機だったため、音質については期待していなかったけど、こりゃ良いわ。
休日にネットラジオを流しながらコーヒー飲むと、カフェで過ごすような、ちょっとリッチな休日が過ごせます(^ω^)
弊害として、これまでは音質の良し悪しなんて縁遠かったのに、この音響システムを導入したことで、他のオーディオ機器の音質の悪さが気になり始めました(;^ω^)