とうとう壁紙貼り。
壁紙の貼り方については、ありがたいことに丁寧に教えてくれるサイトが多々ある。
これらサイトを参考に、ネットで事前学習をする。
成功の秘訣は「紹介されている通り実行する」てことだと思うが、結論から言うと、やや自分なりにアレンジした方法に落ち着いたので、備忘録として残しておきたい。
まずは、のり付け。
お手本にすべく参考にしたサイトでは、室内床に壁紙を裏返して置き、ハケでのりを塗っていた。
しかし、土足で歩くガレージの床は汚いし、壁紙を置いたら汚れるのは明らか。
ブルーシートをひいて、その上で作業することを考えたけど、いろいろ面倒なので作業台を使うことにした。
作業台は、作業台スタンド2つで合板を支えた簡易なものである。
作業スタンドはソーホースとも呼ばれる。
あるとけっこう便利。
壁紙は、貼り付ける壁の高さ+30cm程度の長さに切ってから、のり付けする。
裏面を上にして作業台の端から広げ、作業台の長さ(A) + 足りない分(B) を伸ばして台の端でカット。
台の端でカットすることで、作業台天板をガイド代わりに使って切ることができるので、とてもスムーズ。
下から光が当たるようにライトを配置すると、さらに切りやすい。
壁紙の切断ラインはキレイである必要はないが、斜めってると、つられて斜めに貼ってしまいがちなので、まっすぐにカットするに越したことはない。
次に、のり付け。
使用したのりはこちら。
「強力タイプ」とのことだが、普通のノリと、どれほど違うかは不明。
なお、少ししか壁紙を貼らない場合は、お手軽な少量サイズのノリもある。
これらはホームセンターでも普通に売っている。
が、後で気付いたけど、かなり割高!
壁紙を本格的に貼る場合は、これでは足りないので、業務用を購入する方がお得。
業務用は18Kgも入ってて多すぎるのだけど、半分以上残してもトータルコストは断然安い。
そして、使いかけであっても長期保管が可能。
なお、一般的なホームセンターには置いてなくて、プロ用のホームセンター、もしくはネットでの購入となる。
業務用のノリはそのまま使うタイプと希釈して使うタイプがある。
そのまま使うタイプであっても、やや薄める方が使いやすい。
のり付けローラー用のバケツ内で希釈。
で、ローラーにのり付け、壁紙裏面へ塗る。
「のりはハケで塗る」としているサイトが多いが、ローラーの方が圧倒的に楽で早い。
のり付けは、隅々までしっかりすることが重要であるが、ハケだと均一に伸ばすのに苦労するし、毛も抜けるしで、面倒。
私はそういう結論になりました。
のりを塗ったら、すぐ貼りたい衝動に駆られるが、10分くらい放置し、のりを壁紙になじませる。
これをしないと、壁に接着した後に壁紙が水分で膨張し、シワができるのだとか。
なじませる間は、のりの乾燥を防ぐため、壁紙は折りたたんでおく必要がある。
乾燥防止が目的なので、折りたたみ方は何でもよい。
ただし、手際よく貼るために、下から20cm程度のところで一旦折っておくのが一般的。
のりを塗った面同士が合わさるよう軽く折り、そこを起点にパタパタと3回くらい折り返す。
詳しく書くと…
その1:まずは下から20cm位のところで谷折り
これが意外と大きなポイント。
この折り目があるおかげで、貼り付けのときに壁紙が床についてしまうのを防げる。
その2:その1で折った箇所をつまんで持ち上げ、波なみになるような感じでフワッと置く。
その3:残りの部分をのり面同士が合わさるよう2つ折りにする。
壁紙の裏面は裏面同士、表面は表目同士合わさるよう折る。
以上、イマイチわからなかったら、もっと丁寧に解説しているサイトを参照してね(;^ω^)
なお、無地の壁紙でも天地があるので注意。
逆でも実害がない場合もあるけと、念の為・・・
壁紙をたたむのって、「ふんわり」とやらないと折り目がついてしまいそう…
と最初は思ったけど、そこまで神経質にならなくても大丈夫だった。
慣れてくると、のりが乾燥する方が気になって、ついキツめに折ってしまったりしたが、意外と折り目は残らない。
厚い壁紙を使ってるというのもあるのだろう。
壁紙にのりをなじませている間、かなり希釈したのりを壁側にも塗るようにした。
乾燥気味となったのりに潤いを戻すほか、塗り漏れ箇所があった場合に補完する効果があるかなと。
のりのつけすぎも良くなさそうなので、かなり希釈したのりを塗るようにした。
そして、いざ貼り付け!
無地の壁紙なので、そこまでシビアに垂直を取る必要はなさそうだけど、レーザー墨出し器を目印にしながら作業。
慣れない間は、なかなか思い通り垂直に貼り付けられないが、のりが乾くまでなら、何度でもやり直しができるので、焦らず作業できる。
なお、レーザー墨出し器を使ったのは初回だけ。
壁紙カットをしっかり水平にできていれば、しっかり垂直に貼ることができます。
壁紙は手である程度貼り付けたら、ヘラで気泡や余分なノリを斜めへ押し出しつつ密着させる。
この空気抜きが最大の難関!と、当初は予想してたけど、あっけないほどにカンタンだった。
車の窓ガラスにフィルムを貼ったり、携帯画面にフィルムを貼るのとは比べものにならないくらい楽。
ちょっと身構えすぎてたな(;^ω^)
で、最後に余分な部分をカットする。
ヘラで境目を押さえ、カッターでヘラを沿わすようにして余分な部分を切り落とす。
この作業、カッターナイフの切れ味がちょっとでも悪いと、壁紙を破ってしまう悲劇が起きる。
作業前には必ず刃を折って、切れ味MAXな状態で臨むのが鉄則。
以上で1枚目は完成!
意外とカンタンで、楽しい作業でした。
次回は、隣に隣にと壁紙を貼っていきます。