壁紙は「突き付け貼り」か「重ね貼り」か
- 更新日:2022.08.03
- イナバガレージDIY
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壁紙DIYって難しそう・・・
そんなイメージを持っていたが、前回、意を決して壁紙を貼ってみたら、思いのほかカンタンかつキレイに張ることができた。
今回は、さらに壁紙を貼り進めていきたい。
ネットで調べると、壁紙には以下の2通りの張り方があるようだ。
・突き付け貼り
・重ね貼り
「突き付け貼り」は、壁紙を重ねずに突き合わせて貼っていく方法である。
「重ね貼り」は重ねて貼ってから、重なっている部分を切り落とし、突き合わせて貼る方法である。
素人的には、隙間なく張り付ける「突き付け貼り」の方がイメージしやすく、カンタンそうな予感がする。
が、結論から言うと、無地の壁紙なら断然「重ね貼り」がオススメ。
「突き付け貼り」は少しのズレも許されないし、壁紙のミミを切り落とす必要があるプロ向けの貼り方である。
壁紙のミミとは、柄の向きや柄の始点などの情報が書かれた壁紙の端の白い部分。
プロが使っている壁紙の「のり付け機」には、このミミ部分を切り落とす機能があったりする。
てことで、重ね貼りをします。
まず、のりをつけ、しばらく置くなどといった基本的なことは1枚目と同じ。
で、既に貼ってある壁紙に、いくらか重ねて壁紙が剥がれ落ちない程度に張り付ける。
で、貼り付け位置(角度)を調整しながら手で貼り付け、さらに柔らかめのヘラで気泡や余分なノリをシゴキ出した。
次に、天井や床側の余分な壁紙を切り取る。
で、隣の壁紙と重ねて貼り付けた部分の中央付近をカッターナイフで切る。
このとき、重ねて貼った壁紙だけ切ること。
強く切りすぎて、下地(石膏ボード)の表面を傷つけないよう注意。
もちろん、弱すぎて壁紙が完全に切れていないのもダメ。
経験上、「少しぐらい下地が傷付いてもエエわ!」くらいで作業したらうまく(笑)
何度かやってると、感覚的に力の加減ができるようになる(はず)。
なお、ヘラをガイドにしてレーザー墨だし機で垂直の線を壁に投影し、カッターで切ると、正確でスムーズな作業が可能である。
レーザー墨だし機は、いろんな場面で持ってるとすごく便利!
プロ用はもちろん、DIY用でも安いとは言えないけど、買って損はない。
カッターで切れ目を入れ終わったら、切れ端を捨てる。
下側の壁紙の切れ端は、上の壁紙を一旦はがしてから除去する。
↓これで再度、壁紙を貼り付けると、ピタッと突き合わせて壁紙が貼れるというわけだ。
で、さらに壁紙用のローラーを使って接合部分をグリグリ押さえつければ、あら不思議。
継ぎ目がピッタリと合って、目立たなくなる。
壁紙が厚いと、より目立ちにくい。
初心者は厚い壁紙を選んだ方が良いのはこのためでもある。
コンセント部分など、壁紙を切り取る必要のある個所は、できるだけ壁紙を貼ってから切り抜く方が失敗しない。
今回は、いろいろとコードが出ていたので、壁紙を浮かさせた状態で該当部分の見当をつけて切り、コードを通してから貼り付けた。
てな感じで、どんどんと貼っていく。
継ぎ目もほとんど目立ちません。
うまくできたのではないでしょうか。
下地が平滑でなかったところが目立つなどの問題もあるけど、最初にしては納得のいく出来になった。
コツがわかったので、今度は柄物に挑戦してみたいな。