イナバガレージの天井をインナーガレージ風にしたい(その8~仕上げ)
- 更新日:2022.07.28
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イナバガレージの天井は仕上げを残すのみとなった。
仕上げが必要な箇所、それはここ!
天板(化粧合板)となんちゃって梁との間などにある隙間をコーキング剤で埋めることで目立たなくして、美しい仕上がりにするのだ。
正直なところ、そこまで目立たないので、しばらくこのままでも良いかとも思った。
が、その部分ばかり見ていると、やっぱり気になってしまうのであった。
溝埋めには、ジョイントコークAなるものを使う。
ダイワハウスの内装作業で使用されていたのを盗み見したため、迷いなしだ。
色は天板にあわせてアイボリーとした。
まず、埋めたい溝をはさむようにマスキング。
こういう下準備の作業はメンドクサイ。
熟練のプロはマスキングなしでやっちゃうみたいだけど・・・
素人が不精すると、高確率で失敗します。
そして、失敗すると余計にメンドーな作業が発生してしまう。
これ、経験談(^_^;)
てことで、おとなしくマスキングした。
次に、ジョイントコークAの先を斜めカットする。
この「斜めカット」が操作性の向上に不可欠なポイントである。
埋めたい溝が大きい時は、思いきって短くカットし、絞った時に出る量を多めにすると作業性が高まる。
先端部分を溝に密着させ、コーキング材を充填していく。
コツは一定の力で絞り出しつつ、一定のスピードで横にスライドさせること。
この作業が繊細で難しい。
「あ!今うまくいってる!!」
と思った瞬間、緊張して心が乱れ、コーキング剤も乱れるのである(;^ω^)
結果、凸凹だったり、不均一だったり、穴が埋めきれなかったりで修正が必要となる。
修正には先端が丸いヘラを使用する。
凸凹不規則なコーキング剤の上をなぞるようにして、無駄なコーキング剤を取り除きつつ、ならしていくだけ。
この作業なら、繊細さは必要なく、素人でもカンタンだ。
これに使うヘラは、当初は「それなりのモノ」をホームセンターで購入し、使用していたが、途中からはダイソー商品を使用。
個人的意見ですが、たいして使用感が変わらない気がしますσ(^_^;)
ヘラでならし終わったら、乾く前にマスキングを取る。
乾いてからだと、コーキング剤も一緒にとれる悲劇が起こるので注意。
この作業では、マスキングテープについたコーキング剤が高確率で手に付く。
使い捨てのビニール手袋をして作業するのがオススメ。
完成!
まぁ、及第点かな(;^ω^)
合板の継ぎ目とか、梁とのすき間とか、結構目立たなくなりました。
ちなみに、失敗した場合のリカバリ方法は以下の通り。
【不要な部分にコーキング剤が付着してしまった場合】
絞った雑巾で拭き取る。
ただし、細かい修正が必要なときには無理して触ったらダメ。
いったん硬化させてから、不要な部分をカーボンスクレーパーでひっかき取ると、カンタンかつキレイな仕上がりとなる。
部材を傷つけないカーボンスクレーパーは、ひとつ持っておくと重宝します。
【穴が埋まりきらなかった場合】
ジョイントコーク先端の溝への密着不足や、ジョイントコークの吐出不足によって溝(穴)が塞ぎきれないことがある。
この場合は、マスキングを外す前なら再度塗り重ねる。
もし、マスキングを外した後なら、無理な修正は禁物!
一度に仕上げようとすると高確率で失敗する(経験談)。
乾いてから、再度塗り重ねるのがベスト。
【全然ダメ!最初っからやり直すしかない場合】
コーキング剤が乾く前に、絞った雑巾で何度か拭きとれば、キレイに除去可能。
てか、マスキングをしっかりしてたら、全然ダメって事態にはならないはず(^_^;)
ちなみに、ジョイントコークAには全40色の豊富なカラーバリエーションがあるため、壁紙や柱の色に合わせた選択が可能。
紫の壁紙と柱との隙間は白だと変なので、アンバーのジョイントコークを使用しました。
オマケ
コーキング剤をヘラでならすと、場合によっては、多量の「余り」がとれる。
ジョイントコークAは高価ではないものの、ケチな人間としては、これをただ捨ててしまうのには抵抗がある。
そこで、私はジョイントコークの先端を取り外し、容器内に戻して再利用してます。
ケチ節約家のあなたも是非!