イナバガレージの天井をインナーガレージ風にしたい(その2~軽天材の設置)
- 更新日:2022.07.27
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イナバガレージの天井を作成中。
前回、ガレージ天井に使う部材を化粧合板に決定した。
現在、イナバの天井には結露防止のために発泡ウレタンを吹き付けている状態である。
この上から化粧合板を張るのだが、間にグラスウールを入れて断熱性能を上げることにする。
問題は、化粧合板をどのように固定するか、だ。
あれこれ思案した結果、コストや重量を考え、「軽天材」を使用することにした。
軽天材は正式名称を「軽量鉄骨天井下地」という。
厚さ0.5mmと非常に薄い規格化された鉄骨であり、安くて加工が容易とあって、マンションや商業施設などでよく使われている部材。
LGS(Light Gauge Steelの略)とも呼ばれる。
天井からのハンガーにチャンネルバーを固定、クリップで下地用のバーを取り付けて天井材の下地を作るというのが本来的な使い方。
この軽天材、ホームセンターで普通に販売されているが、ネットではDIY事例があまり見つけられない。
なんでだろうか。
組み方は難しくなさそうなので、DIYで設置している人がもっといてもおかしくないのに。
イナバガレージへの設置も、セオリー通りいけそうである。
ただ、
・天井から吊り下げる全ネジの固定をどうするか
・天井高を最小限にしたい
という問題から、軽天材のバーを梁(はり)へ直接固定することにした。
バーにはシングルとダブルの2種類の幅がある。
梁への接続はシングルバーを使用。
シングルバー側面にドリルで穴開けして、梁にネジ止めする。
バーは、本来ならチャンネルバーに専用クリップで取り付けるべきもので、穴あけやネジ止めするような使い方はしないが、今回取り付ける天板は軽いので問題ないだろう。
2mmほどの小さめの穴を鉄鋼用ドリルで開けてから、10mmの穴を開けた。
で、この穴からドリルネジを入れて梁へ固定する。
↓上から見るとこんな感じで梁に固定する。
さらにバーの間に、ダブルバーを渡す。
適当な大きさに高速切断機で切って、端をペンチでグニュグニュっと曲げて加工。
シングルバーにドリルビスで固定した。
イメージ的には、中間野縁のようなものだ。
ここらへん、見た目はイマイチの完成度だが、天板で隠れる部分なので良しとする
軽天材の加工自体はカンタンなのだけど、軽天材を切断すると角が鋭利なので注意を要する。
気を抜いてたら、梁を引っかいてしまい、何か所かニスが剥げました・・・
また塗り直さなあかんなぁ(^^;)
とりあえず、一列完成。
同様に、もう一列。
どんどんと、配置していく。
段々と、それっぽくなってきました。
シャッター上部は↓こんな感じで組んでみた。
軽天材の作業と同時に、照明用の電源ケーブルも敷設する。
配線図はあるような無いような・・・て状態で作業したけど、今から思えば、ちゃんと配線図は作るべき。
その時は良くても、後から参考になったりするし。
天井を張ってしまうと、後から天井内部の配線をやり直したり追加するのは大変。
よって、この時点で考えられる配線は済ませておきたい。
てことで、この時点では検討段階でしかなかったけど、CD管を設置、HDMIケーブル、スピーカー線等を通しておいた。
CD管だけ設置しておいて、通線は天井を張ってからでも良いのだけど、何かトラブルがあったら嫌なのでとりあえず(;^ω^)
野縁の設置が終わったら、断熱用のグラスウールを中間野縁と屋根の間へ突っ込む。
グラスウールは、家の新築時に余っていたモノを頂戴し、保管していた。
断熱材を入れたら、天井っぽく見えてきた、、かな。
グラスウールには防湿面があって、もし結露が発生した場合は、ある程度吸着できるようになっている。
通常であれば、結露発生リスクがあるのは天井側のため、この防湿面を上面にするのが正解だろう。
しかし、我が家のガレージ天井にはウレタン吹き付けによる断熱処理を施しているので、上側では結露は発生しない(と想定している)。
てことで、防湿面は下向きにした。
途中、グラスウールが足りなくなり、ホームセンターで追加購入しました。
つづく。。