テラス屋根へダウンライトを設置したい。
前回、テラス付近に電源ボックスを設置した。
今回はこの電源ボックスからケーブルを引き、テラス屋根(ホームヤードルーフ)の内天井へ引き込む。
テラス柱に穴を開けて、中にケーブルを通すのが標準的な施工方法なのだろうが、柱に穴を開けるのは「後戻りできない」という心理的負担が大きい(;^ω^)
結局、ビビってしまって、樋(とい)をつたわせる施工方法とした。
樋(とい)は、化粧板のようなもので囲われており、一見すると柱のようになっている。
この中にケーブルを通す算段である。
まず、樋カバーを外すため、目隠し板を取り外す。
目隠し板は端をマイナスドライバーで立ち上げて・・・
手で引っ張れば、ベリベリと外れる。
目隠し板は2枚あるので、2か所とも外す。
その後、目隠し板の下のネジを外せば樋カバーを外すことができる。
今年、この樋カバーの中にアシナガバチが巣を作っていた。
やたらハチが飛んでるなぁと観察していたら、樋の上部から出入りしているのを発見、中に巣があることを確信したのである。
しかも、4本の柱のうち3本で巣が作られていた(*_*)
幸いにも巣が小さな段階で気付いたため、殺虫剤でサクッと駆除できたけど、ここまで頻繁に営巣されると、構造に問題があるのでは!?などと思ってしまう。
いつまた襲来があるかとビクビクするのも嫌なので、上部の穴は塞いでおいた。
なお、後継機のホームヤードルーフⅡでは構造が改善されている。
なんだか悔しい(*´ω`*)
電源ケーブルは、VE管のまま樋(とい)に沿わせて立ち上げる。
VE管を樋カバー内に収まるよう設置。
下は地中に埋めるため、柱の基礎モルタルの表面を少し削った。
地中配管の全体像は↓こんな感じ
次に、照明用のスイッチを樋カバーに取り付ける。
日常的に風雨にさらされる場所ではないけど、雨が激しい時は濡れる場所なので、防水スイッチにする必要がありそうだ。
でも、防水スイッチってデザインがイマイチ。
いろいろと検討するも、なかなか良いのが見つからず。
結局選んだのがこれ。
コンセント部分を覆い隠すプレートである。
金属でできたプレートのため、質感は良い。
ただし、コンセント自体は非防水。
樋カバー内は水が入る構造のため、コンセント裏側にスイッチボックスを取り付け防水性を確保することにした。
樋カバーにスイッチボックスに合わせて、四角い穴を開ける。
ここでミスると、甚大な損害を被るため、かなり慎重にグラインダーで切断。
妻から「DIYしても良いけど、失敗したら原状回復な!」と釘を刺されているのである。
スイッチボックスと樋カバーの間にすき間ができないようゴムパッキンのようなものを作成。
ステンレス製のネジで固定した。
内天井へも配線。
コーキング処理しておいた。
この時点では見た目が非常に汚い。
もう少しキレイにできなくもないが、どうせ見えなくなる場所なので気にしない。
スイッチのプレートを設置。
綺麗に納まりました(^^♪
スペースが空いているので、コンセントもつけてみた。
カバー取り付け。
金属製のカバーがテラスにマッチして良い感じ。
プラスチック製カバーのタイプもあって、金属製よりも薄い。
金属製は厚みがあるため、どうしても存在感が出てしまうが、許容範囲かな。
質感やカバー開閉時の重量感は金属製の方が好み。
スイッチの操作時は、パカっとカバーを開ける。
一応カバーロックなる機能もついている。
以上、照明用スイッチは設置できたので、次回はとうとうダウンライトの取り付けに挑戦する。