イナバガレージの天井をインナーガレージ風にしたい(その5~ダウンライト照明の配線)

イナバガレージには照明オプションが事実上ない。
正確には無いこともないが、まったくもって満足できるようなブツではない。
欲しいのはオシャレな照明だ!
ってことで、ダウンライトを自分で施工することにした。
施工するダウンライトはこちら。
DAIKOの軒下兼用LEDダウンライトというブツだ。
色は電球色、明るさは電球100W相当(消費電力 7.6W)である。
明る過ぎてまぶしいかな?とも思ったが、結論としてはちょうど良い明るさだった。
深く考えず、単に安かったから購入したのだが、実はダウンライトの種類っていろいろあって、選択を間違うと最悪の場合、火災になる危険性もある、てことを後から知った(^^;)
無知って恐ろしいですね。
ダウンライトの各種の規格を簡単に表にすると以下のとおり。
吹き付け断熱 | 断熱マット敷き | ||
M形 | × | 上20㎝、横10㎝以上 の間隔をあければ○ | |
S形 | SG | × | 北海道以外では○ |
SGI | × | ○ | |
SB | ○ | ○ |
大別すると、ダウンライトの規格には、M形とS形がある。
M形は一般型とも呼ばれ、基本は断熱施工に対応していない。
断熱材で覆う場合は、S形の規格のモノを選ぶ必要がある。
さらにS形にはSG、SGI、SBの3種類がある。
今回のダウンライトを確認すると、すべての断熱処理に対応できるSB形だったので、結果的には問題なし。
ふぅ助かった~(^^;)
なお、今の主流であるLEDダウンライトでは、むしろSB形以外のものを見かけない。
LEDは発熱が少ないので、ほとんどがSB形なのかも。。。
穴の径は、φ100mmがメジャーみたいだけど、今回のダウンライトはφ125mm。
後々取り換えることを想定すれば、φ100mmを選択するのが妥当だったかな。
ダウンライトの設置は、いたってシンプル。
配線して、設置穴に突っ込む。
以上。
要はフックで天井に固定しているだけなのだ。
今回取り付けるダウンライトは、天井厚を5~25mmにすることが推奨されている。
天井の化粧合板は数ミリしかないが、ダウンライトを設置する箇所には、あらかじめ合板下地(10mm)を入れているので、ぬかりはない。
この下地のある箇所へ、ダウンライト設置のための穴をあける。
下地は化粧合板を張ってしまうと、どこにあったのかわからなくなってしまうため、事前にマーキングしてある。
穴あけには、フリーホルソー(自由錐)という道具を使う。
ひとつの穴ならジグゾーとかで無理やり開けれなくもない。
しかし、フリーホルソーを使うと美しく仕上がり、かつ圧倒的なスピードで穴あけできる。
複数個所にダウンライトを取り付けるならば、必携である。
穴あけはフリーホルソの構造上、一発勝負!
穴を開ける位置がズレてるとダサいことこの上ないし、穴の大きさがデカ過ぎても小さすぎても取り付けができないので、慎重に行う必要がある。
もし、大きすぎる穴をあけてしまうと、補修が必要だし、小さすぎるとジグゾーで切るかパイアップ治具という専門の工具を入手してやり直す必要がある。
フリーホールソーをダウンライト指定の穴サイズ125mmに設定して穴あけする。
一気にあけようと、無理に押さえないのがコツ。
回転する錐(キリ)で少しずつ削っていくのをイメージするとうまくいく。
綺麗な真円でくりぬけた。
こりゃ、なかなか気分が良い(#^.^#)
穴あけできたら、穴から手を突っ込んでダウンライト用のケーブルを手探りで引っ張り出す。
で、ダウンライトへ電源ケーブルを接続する。
接続端子にはLとNがあり、Lは黒線(非接地側)、Nは白線(接地側)を接続する。
で、あとはダウンライトを穴に押し込めば設置完了。
一列おきに一間口2個ずつ設置しました。