これまでに、幾度となくタイルをカットしてきた。
しかし、きれいに切るのって難しい!
そもそも、切り方に関する情報が少ない。
ちょっとネット検索すれば大抵のことがわかるご時世に、この情報の少なさは何なのだろうか。
自分が不器用過ぎるだけで、世間一般のDIY民は卒なくこなせるのだろうか。。。
とりあえず備忘録として、自分の知り得るベストなタイルカットについてまとめておく。
タイルカット方法
タイルをカットする主な方法は以下のとおり。
1.タイルカッター
→ 安価、薄くて柔らかめのタイルカット向き。
2.タイル切断機
→ 硬いタイルもカット可能だが技術がいる(らしい)
3.グラインダー
→ ディスク交換で様々なタイルカットが可能
4.食い切り
→モザイクタイルなど小さなタイル向き
これまでカットに挑戦してきたタイルは、いずれも磁器タイルであった。
吸水率が低く、外構に使われるタイルで硬いのが特徴で、タイルカッターでは切れない。

そこで、タイルカットはいつもグラインダーに頼っている。

タイル切断機は何度か試してみたい衝動に駆られてるが、未だ手を出していない。
原理的にはタイルカッターと同じだと思うので、うまく切れる気がしないんよね。
グラインダーでタイルカットする注意点
グラインダーは、かなり危ない部類の工具である。
タイルカットでは破片の飛散や粉塵、騒音への対策が必須。
破片の飛散対策
タイルの細かい破片等が飛ぶので、ゴーグル等で目を保護する必要がある。
自分は過剰防衛とも思えるゴーグル+フェイスシールドで臨んでいる。
顏に当たったら痛いし。
フェイスシールドは草刈用を愛用。
粉塵対策
タイルを切ると、細かい粉塵が舞う。
グラインダーに集じん機を接続すれば軽減できるけど、いずれにせよマスクをした方が安心である。
普通のマスクだと密着性が低くゴーグルが曇るので、しっかりした防塵マスクを使っている。
健康のためを思えば、それほど高くない。
騒音対策
以前、突発性難聴になりかけたことがある。
タイルカットのせいかは不明だが、切断時の騒音が大きいのは間違いなので、その後は面倒がらずにイヤーマフを付けるようにしている。
ディスク選定
グラインダー用のディスクは、様々な種類が販売されている。
なかにはタイル専用ディスクも売られているのだが、一長一短があって「これを使えばオールOK!」というシロモノには出会えていない。
長所・短所を理解して使い分けている状態である。
セグメントタイプ
切れ込みのあるブレードが特徴で、ガンガン切れる。
「豆腐を切るように切れる」という比喩がよく使われるが、モルタルを切った時にその感覚が理解できました。
耐久性が高く、よく切れて安いけど、タイルの剥離、欠けが発生しやすい。
カットラインがキレイじゃなくても良いときに使っている。
例えばタイルの裏面に切れ目を入れる時とか。
本来的には、コンクリやブロックのカットに用いられる。

ウェーブタイプ(タイル用)
タイル用ブレードのほとんどはこのタイプ。
たいてい高価で、3000円~1万越えも。

タイル専用で高価となれば、「これさえ使えばキレイに切れる!」と信じて買ったのだけど、やっぱり欠けがあってカットラインが汚ない。
セグメントタイプよりはマシくらいの感じである。
いくつかのメーカー品を購入してみたけど大して変わらず。
特に剥離しやすいタイルの場合は欠けがひどく、許容限度を超えてる。
厳格に垂直を保持し、力加減を調節しつつカットすればキレイに切れるのかもしれないけど、素人の自分には無理だった。



リムタイプ
ギザギザのないディスク。
セグメントやウェーブに比べて抵抗がかからない分、キレイなカットラインになるのでは?と期待して使ってみたものの、タイル専用のウェーブタイプの方がきれいに切れた。
切断砥石
色々なディスクを試した結果、一番キレイにタイルを切れるのはレンジャーカット(トラスコ中山)のタイル用ディスク。

きれいな切断面が必要で、絶対剥離させたくない!って時は、コレを使えば剥離しやすいタイルでもキレイに切れる。

ただし、耐久性が著しく低く、みるみる消耗していく(^_^;)
ディスク自体は安いけど、ランニングコストは全然安くない。。。
何でも切れる!という触れ込みのマルチカットタイプの切断砥石エクスプローラーマルチでもキレイに切れる。
ただし、レンジャーカットより耐久性が低い気がする。
値段は安いけどね。
タイルが切れる切断砥石で最も安いのは拳王マルチであろう。
マルチカットタイプの切断砥石である。
どうせ耐久性が低いなら、できるだけ安い砥石を使いたい!ってことで試してみたけど、これは微妙。
タイルへの食い込みがイマイチなのだ。
10枚セットで買えば、1枚100円以下というお値打ち価格なのだが、カットラインがブレやすく切りにくい。

結論
タイルカットで、絶対失敗したくない!キレイに切りたい!って場合はレンジャーカット(タイル用)がオススメ。
ただし、消耗が激しいので、溝を切って表面のカットラインをつけたら、あとはタイルくんで切るって方法に落ち着いてます。



