前回、ブロック塀を一段下げた。
当初イメージでは、ハンマーで叩けばドカッと一段が取り除けるはずだったが、そんなにうまくいかず。
結局はコンクリートハンマでぶっ壊すこととなり、天端がガタガタになっちゃった(^-^;
このままでは見た目がよろしくないので、さっさとタイルを貼ってしまいたい。
タイル
ブロック塀に貼るのはミラタップ(旧サンワカンパニー)のラ・フォレスタ。
以前からブロック塀に少しずつ貼っているタイルである。
とりあえず3箱だけ注文。
ミラタップは、タイル1箱当たりの送料がほぼ固定されていて、まとめ買いするメリットがないので、必要最小限をちょこちょこ買い足していくことにする。
下地処理
ブロック塀表面には、もとから凹凸はほとんどないのだけど、所々にモルタルが少しはみ出してたりする。
そこで、まずはダイヤモンドカップで表面の凹凸を軽く落とす。
少しの出っ張りだからと、そのままタイルを貼ると後悔する結果となるのだ(経験談)。
面倒でも慎重に下地を処理しておく方が後々楽である。
タイル貼り付け
タイルは接着剤(ワンパックボーイ)で貼る。
まずは以前に貼りかけていた周辺のブロック塀から貼り始めた。
接着剤をケチってモルタルで貼ることもできるが、接着剤の方が貼りやすい。
粘着力が高く、タイルがはがれる心配をしなくて済むので。
ただし、今回のような大判で重いタイルの場合はズレ落ちるので、下から順に積み上げる形で貼っていく。
なお、最下段だけはタイル幅を切り詰めて調整する必要があり、面倒なので後回し。
いったん最下段はブロックなどでかさ上げして2段目から貼り付けを開始している。
目地スペーサーを使いつつ、すでに貼っているタイルとの整合性を保つように貼っていく。
貼り付け後、1日以上放置してからスペーサーを抜いて完成。
最下段のタイルは、現場合わせで切り詰め。
下側をカットすることで、カットラインが少々汚くても目立たない。
タイル用ディスクを使ってサクッとカットしました。
こうして、周辺タイルのほとんどが貼り付け完了。
小さいタイルがいくつか貼れていないけど、このまま作業を進める。
今後の作業の中で半端もののタイルが出るのを待つことで、タイルを少しでも節約する戦法である。
いよいよ一段下げたブロック塀に着手。
既に貼っているタイルと高さを合わせつつ貼っていく。
出隅の納まり
この先、最上段と天端のタイルを貼れば完成という段階まで進んだ。
しかし、この先のうまいタイルの納まりが思いつかない
本来なら天端のタイルでふたをするように側面タイルの断面を隠したいのだけど、タイル幅がブロック幅と同じで隠すことができないのだ。
側面のタイルを天端タイルの高さまで持ち上げると、タイルの継ぎ目が上から目立つのでカッコ悪い。
うーむ、どうしたものか。
今回使用しているタイルには役物(角に使うタイル)や幅が違うラインナップもないし。
なかなか妙案は思いつかず、1週間ほど作業が停止。
ネットで解決の道を検索した結果、見切材を入れるという解決策を試すことにした。
タイルの見切材は、そこらのホームセンターには売ってなくて、ネットで入手する必要がある。
今回のケースではタイルの厚みが10mmであることから、↓このリクシルの見切り材が合いそう。
ただ、気になることがひとつ。
このリクシルの見切り材は2.7mしかないが、今回のブロック塀は4m弱なので途中で継ぎ足す必要があって、継ぎ目が目立たないか心配である。
悩んだ末、単純にアルミ角パイプを見切材として使うことにした。
アルミ角パイプであれば、見切材よりも格段に安い。
4mの長尺物なので、できればホームセンターで入手したかったのだけど、大型店舗を含めて軒並み売っていなかったのでネットで注文。
長尺の10mm角パイプは曲がりやすいから店舗で扱いたがらないのかな?
アルミ角パイプ 1.0x10x10x5000mm(4M+1M) アルマイトシルバー
仕上げ
タイル納まりの目途が立ち、作業再開。
天端を貼ることにする。
その前に、切った鉄骨部分がサビると気分がよろしくないので、モルタルでふたをすることに。
セメント多めでモルタルを作成。
水で十分濡らして、、、
鉄骨部分に塗り塗り。
そのままモルタルでタイルを貼っていく。
貼れました。
側面の最上段のタイルも貼り付け。
次にアルミ角パイプをチップソーカッターで45度角に切断。
シリコーンシーラントでタイル側面に貼り付けることにする。
何色でも良いのだけど、何となくアルミカラーをチョイス。
ペタっと貼り付け。
いい感じになりました。
角が尖っているので、グラインダーでちょっと研磨。
完成
けっこう時間がかかったけど、とうとう完成!
↓ビフォー
↓アフター だいぶ明るい雰囲気になりました(^^♪
そのうち床面もタイル貼りたいな。