モルタルが固まった後に作業をやり直すのは、どれくらい大変なのか!??

失敗は慣れた頃に発生する。
最近、モルタルの扱いも慣れてきたなーと思っていた矢先、、、
失敗しました!!
しかも気付いたのはモルタル硬化後…
まず、作業内容の説明をしよう。
勝手口を出たところのテラス屋根の側面パネルをもう少し延長したいと常々考えていた。
で、ネットショップに問い合わせたところ、あっけなく購入できたので、作業に取りかかったのだ。。。
↓こちらが現状
完成イメージはこれ↓(赤い面がパネルを張る部分)
まず、支柱を設置する。
砂利をどけて、その下にある防草シートをめくり、土を掘る。
表土の下はかなり固い粘土状の土が転圧されていて、小石も含まれているため、なかなか掘り進められない。
あまりにも大変なので、こちらを購入。
その名も「穴掘るゾー」
使ってみた結果は、、、イマイチ。
結局スコップで穴掘りました(*‘ω‘ *)
安くなかったのになぁ。
無駄な出費をしてしまったわ。
で、掘った穴に支柱を建て、モルタルを流し込む。
既にある支柱の列と並行になるよう、レーザー墨出し器で柱の位置を決める。
まぁ水平器を使って垂直に立てれば良いだけなんだけど、この方が正確で速いかなと。
レーザー墨出し器は、安いものでも持ってるとDIYがグッと楽になる。
昼間でも見やすいグリーンレーザーが欲しいなぁと思いつつ、安いこの↓機種を使い続けている。
赤色レーザーだと、昼間の屋外では、ほとんど見えないため、夕暮れや夜間にしか使えないけどプロになるわけでもないので、まぁええかと。
万事順調!と思い込んでこの日の作業は終了。
そして、1週間後、、、
支柱のモルタルが完全に硬化した。
いよいよ、パネル枠の設置である。
パネルをネジ止めするだけなので、作業自体はカンタンである。
が、パネル枠を水平になるように水平器で確認したら、、、
支柱の高さが少し足らんやん!!
ガカーン!支柱を埋め込みすぎた~(@_@)
なんという凡ミス!
既存の支柱との並びなどはシッカリ確認していたのだが、地上高の計測が甘かったのだ。
気付いた時には、まさに「時すでに遅し」。
完全にモルタルは固化しており、文字通りビクともしない状態となっていた。
この状態から無理やりパネルを施工することも出来なくはない、かも。
固まったモルタルをやり直すのが面倒なことくらい容易に想像がつくので、できれば無理やり進めたい。。。
って、妻に相談したら、、、
「見栄えを犠牲にすることは許されない」
と、モルタル破壊措置命令が発せられたのであった。
モルタルやコンクリートといったものを破壊することを「はつる」と言う。
そして、その「はつる機械」は「はつり機」と呼ばれるそうな。
さすがにDIYレベルで、このような工具は不要と判断し、ホームセンターでレンタルしようと思ったのだが、、、
また失敗するかも、という恐怖心もあって、購入することにした。
購入したのはこれ。
良いタイミング?で手に入った中古品日立工機 ハンマ PH-40Fである。
現在はすでに廃盤で、現行機だと↓このあたりが同レベル機かな。
さすがに定価5万円くらいするモノを新品では買う勇気がなかったのだった。
コンクリートをハツる機械の先端は、こんな感じ。
この先っぽが前後することで、コンクリートを破壊する(はつる)という構造である。
恐る恐る作業開始。
ガ
ガガガ
ガガガガガガガガガガガガ
おお!これはスゴイ!
カッチカチのモルタルを一気に、とはいかないまでも、確実に破壊していく。
ただし、騒音もスゴイ。
モルタルを叩き割っているので、当然か。
途中まで破壊したのち、引っこ抜くことに成功!
結果、ツルハシとは比較にならないスピードでモルタルを破壊することができた。
こりゃすごい機械だ。
あ、保護メガネと手袋は付けた方が良い。
モルタル片が飛んでくるので、保護メガネはしてたけど、素手で作業したら手の皮むけたわ。
てことで、無事支柱の設置し直しが完了したのであった。
ちなみに、支柱さえちゃんと設置できれば、後は粛々と組み立てるだけなのでカンタンでした。
参考までに、こちら↓が完成写真。
ちなみに、その後も、はつり機はイロイロと活躍することとなります(^^;)