エアーコンプレッサーの水抜き

エアーコンプレッサーがある家庭は少数派だろう。
DIYと無縁の家庭ではなおさらである。
でもこれ、空気清浄機のフィルター掃除などでホコリを吹き飛ばすのにとっても便利!!
スプレー缶のエアダスターとは比べ物にならない威力でプシューと吹き飛ばせる。
てことで、かなり愛用しているエアコンプレッサーなのだけど、ある日、ドレインコックを全開にした状態で持ち運んだら茶色い液体が出てきた。
え!?っと思って傾けてみると、、、
いっぱい出てきた(>_<)
圧縮空気を作る時には空気中の水分も凝縮されるので、タンク内部では結露が発生しやすい。
よって、エアーコンプレッサーの使用後はタンク下部にあるドレインコックを開放して水分を放出する必要がある。
この作業をせず、タンク内部に水が溜まってしまった!なんて話をネットで見かけたことがあるけど、毎回ドレインコックを開放している自分には無縁な事だと思ってた。
でもどうやら、ドレインコックがタンクの真下にないため、本体を傾けないと水を排出しきれなかったようである。
それなりの量の水が溜まってました。
マニュアルを見直すも、水抜きの必要性については記載があるが「本体を傾けて水抜きせよ」とまでは書いてない。
でも、長期間使用しない場合は「ドレインバルブを取り外した状態で5分以上運転せよ」とあるので、これをしてなかったのが悪かったのか。
出てきた水の茶色さから察するに、それなりのサビが内部で発生してそう。
純水中での鉄板の腐食は年間0.1mm程度と聞いたことがあるのでタンクの耐圧性能の面では心配ないだろうが、タンク内は洗浄しておきたい。
エアーにサビが混ざると厄介そうだし。
てことで、ドレインコック部分から水を注入し、排出するという作業を3回ほど繰り返して洗浄してみた。
そして最後にドレインコックを開いたまま5分ほど運転。
これで恐らく内部の水は完全に排出できたはず。
タンク内部のサビについてネットで調べてみると、基本的にはどうしようも無い模様。
気持ち的にはスッキリしないけど、「10年間ドレインコックを開いたことがなかった」という猛者もいるみたいなので、まだ当分は使えるかな。