ネイルと言えば、爪である。
では「フィニッシュネイル」は?
爪仕上げ?
なんじゃそりゃ と最初思った。
フィニッシュネイルとは、↓こんなブツである。
ネイルって「釘」って意味もあるのね。
フィニッシュネイルは、単体で見ると、針金の切れ端みたいな細い釘である。
細いから目立たず、スッキリした仕上がりにできる優れモノ。
このフィニッシュネイルを打ち込む機械をフィニッシュネイラーと呼ぶ。
私が愛用しているのは、パオック(PAOCK)という会社のネイラー。
近くのホームセンターで、何も考えずに購入した。
早い話が、安売りされているのを買ったわけである。
今調べたところによると、パオックって新潟県三条市の会社らしい。
外国の会社かと思い込んでたので、ちょっとビックリ。
このネイラーに、大きな不満点はない。
安いし安全装置付き!
DIYレベルだと、これで十分である。
安全装置ってのは、打ち込む箇所に当てないとネイルが発射されない装置。
付いていて当たり前!かと思いきや、付いていないものも多々ある。
これがないと、トリガー引いたら無条件に発射されるので、なかなか危ないデス。
打ち込み深さの調整ダイヤルもある。
ただ、初めから程良い設定になっていたので触ったことはない。
ひとつ残念ポイントを挙げるのであれば、短いネイル(15mm)が使えないこと。
イナバガレージの「なんちゃって柱」を作るときなど、時々短いネイルを使いたいシーンがある。
このネイラーでも、15㎜のネイルを打てなくはない。
ただ、すぐにネイルが出ない「空打ち」になってしまうので、いちいち再セットする必要がある。
とても便利なフィニッシュネイルだが、趣味レベルで持っている人は意外と少ない印象。
その理由は恐らく導入する敷居が高いせいではなかろうか。
というのも、動力源は圧縮空気なので、コンプレッサーが必須となるのだ。
自分にとっては、このコンプレッサー購入の心理的ハードルが高かった。
圧縮空気って危なそうだし、どう使えば良いのかイマイチわかりにくいし、チョット買ってみるかって値段でもない。。。
結局、これ目的でコンプレッサーまで購入、とまでは踏ん切りがつかず。
別目的でコンプレッサーを購入するまで、フィニッシュネイラーは購入するに至らなかった。
なお、コンプレッサーが不要な電動タイプ(バッテリー電源)のフィニッシュネイラーもある。
が、高い。
フィニッシュネイルに似た機器にピンネイルってのがある。
その名の通りピンを打ちつけるもので、打ち込み跡がさらに目立たない。
ただし、保持力は弱いので、接着剤の併用が必須の仮打ち用途となる。
↓こちらは、先日行った歯科医院の天井・・・よーく見ると・・・
ピンネイル(もしかするとフィニッシュネイル)で止めていることがわかる。
こんな感じで使うんですね。
圧縮空気でネイルなどを打ち込む工具は、トリガーを握ると、
「バシュッ!」
という耳障りの良い音とともに、心地よい反動があって、気持ちよく仕上がる。
これがとても楽しく、ついつい、たくさん打ってしまう。
ただし、危険な工具なので、万一のことを考えて保護メガネを着用し、慎重な作業を心掛けよう!
実はワタクシ、フィニッシュネイルで人差し指を貫通させてます(;・∀・)
刺さり処が良かった?のか、意外とそこまで痛くなかったけど、テキトーに扱うと怖い道具です。
慣れた頃が危ない!
みんな気を付けよー!!