曲線形に花壇を配置したい!
前回、エッジングの設置に取り掛かろうとしたが、巻きグセの矯正にもうしばらく時間がかかることがわかった。
そこで、先に花壇の作成に取り掛かることにする。
花壇ブロック
計画では、花壇は丸みのある形状にすることとしている。
想定では、ホームセンターで売られている花壇ブロックを組み合わせて作る算段をしていたので、まずはどんな花壇ブロックが売られているかホームセンターへ偵察へ行く。
おお、ラッキーなことにクリアランスセールをやっているのを発見。
こりゃお買い得だ!
気持ちは既に購入するモードになっていたのだが、念のため売り場でブロックをつないでみてイメージを確認しておくことに。
が、ここで致命的な欠点に気付いてしまった!
ブロックがピッタリつながらないのである。ピッタリどころか遠目に見ても接合部がモロ目立ち。これではエレガントには程遠い。
なぜピッタリ組み合わせ出来ないのか!?
調べてみると、花壇ブロックは型枠にモルタルを流し込んで固めて着色したものらしく、角が弱いというモルタルの特性上、接合部は必然的にピッタリとはいかないようだ。
この接合部が目立ってしまう問題に頭を悩ますガーデニング愛好家は多いようで、ネットを見てると色々な工夫で皆さん乗り切っている模様。
最もキレイな仕上がりを目指すなら、接合部をモルタルで埋めて着色し、目立たなくするのがベストな方法だと思われる。
でも、それって色合わせのハードルがすごく高そう。
それなら最初から花壇全体をモルタルで作って着色した方が楽かも・・・
モルタルの型枠設置
こうして、花壇ブロックを買うのは中止。
モルタルで花壇をつくりことにした。
花壇ブロックの代わりに購入したのはコレ。あぜ板とワイヤーメッシュである。
モルタルの型枠にアールをつける場合、通常はベニヤ板が用いられる。
ベニヤ板は使い捨てとなるが、何だか勿体ない。
今回はちょうど畑であぜ板が必要だったので、これを活用することにする。
あぜ板は波型の形状をしており、キレイな曲線に曲げやすいし好都合。
ちなみに、本来の用途は水田とあぜ道とを間仕切るためのモノです。
なお、この程度の物にワイヤーメッシュは必要ないような気がするが、割れたら面倒なので念のために入れておくことにした。
まずは、なみ板を仮置きしてみる。
当初の計画では半円状の花壇2つを作る予定だったが、実際に仮置きしてみると意外と小さく感じる。
モルタルで花壇を作ってしまうと簡単にはやり直しがきかなくなるので、熟考を重ねた結果、半円を大きくしてつなぐような形に変更することにした。
最終的に決定した型枠の形状は↓こちら。
この型枠にモルタルを注ぐのだが、このままだとモルタルの圧で2枚のなみ板間隔が広がってしまう。
本来なら型枠は杭を打って固定すべきところだが面倒なのでブロックを置きまくって押さえるとともに、なみ板上部を針金で等間隔に固定。
モルタル流し込み
久々にコンクリートミキサー「まぜ太郎」が出動。
![](https://daiwadediy.work/wp-content/uploads/2019/03/IMG_3112.jpg)
どんどんモルタルを作って型枠に流し込んでいく。
途中、想像以上にモルタルの圧力が高く、押えに使っているコンクリートブロックが動いてしまうトラブルが発生。
生半可な押さえでは耐えきれなかったようです(>_<)
今さら杭打ちもできないので、これでもか!ってくらいブロックを追加して何とか耐えた。
モルタルが目的の高さまで達したら、申し訳程度にワイヤーメッシュを入れてしばらく放置。
モルタルの硬化を待つ。
ワイヤーメッシュをガッツリ入れてしまうと解体したいときに大変そうなので。。。
型枠外し
モルタルの形が保たれていて簡単に修正もできる硬さになった時が型枠を外す理想のタイミングである。
だいたい8時間くらいかなぁ、なんて予想してたのだけど5時間ほどで様子を見たら、既にだいぶ硬くなっていた(>_<)
気温が30℃越えだったので、想像よりだいぶ早く硬化が進んでいたのだ。
モルタルが完全に硬化する前に加工したいので、なみ板を急いで外す。
なみ板をすべて外したら、公園などでよく見かける擬木ぽいデザインになりました。
↓擬木ってのはこれ
モルタル加工
擬木っぽいのもありかな。。。なんて心が少し揺らいだけど、志を高く持って、表面をチゼルでハツっていく。
モルタルの硬化が進んでしまっているため、この作業が思いのほかキツイ。
しかしチンタラやってると、どんどん硬化は進んでいく。。。
てことで、我慢できずにコンクリートハンマ出動。
なんとか削り出しました。
目地と同じ間隔で溝を入れてみる。後ろのタイルとマッチするかな。
表面をワイヤーブラシでこすって質感を出してみる。ちょっとタイルの質感じゃなくなってしまったような…
とりあえず完成!
この後、モルタルが完全に硬化するまで数日間放置しました。
次回は塗装に挑戦します。