タイルが白っぽくなるのをどうにかしたい!対策その1【サンポール】

タイルが白く粉っぽい!
洗濯物干しスペースの土間にヘキサゴンタイルをDIYで張ったら、タイル本来の美しさが損なわれ、白く粉っぽい見た目になった。
原因は明白。目地入れ後の拭き取り不足である。
こうなってしまうと、いくら頑張って水洗いしても改善されることはない。
水に濡れると、一見タイル本来の色味に戻るのだが、乾燥するとやっぱり白くなるのだ。
この現象は、タイル表面の微細な凹凸部分に目地材が入り込んでしまって起こると思われる。
目地材がタイル表面で硬化しているため、水洗いでは除去できないのだ。
そこでサンポールを使うことにする。学校のトイレ掃除洗剤として名高いあれだ。
その主成分は9.5%塩酸である。
アルカリ性のセメント関連物質と反応させ、可溶性物質に変えてしまうという作戦だ。
以前、タイルの白華現象の改善に使ったのと原理は同じ。
さっそくサンポールをぶっかけて、スポンジで広げる。
ゴム手袋が必須の荒療治である。
何とも言えない特有の匂いを嗅ぎつつ少し待った後、固めのスポンジでゴシゴシしながら水で洗い流す。
そんな作業をしてたら、タイル表面にセメントの塊が固着してるのを発見。
付着したのに気付かず、そのまま固まってしまったようだ。
ミニケレンでこそげとり、サンポールをつけてゴシゴシ。
とれました。
付着したのがモルタルだったら、もっと苦労したかも。
今回、サンポール処理の効果検証のため、あえて途中で作業を中断してみた。
タイル面が濡れた状態では違いがなかったけど、乾燥すると効果が明らかに!
目に見えてハッキリ違いがわかるほど効果がありました(*^。^*)
ただし、白っぽいタイルはわかりにくいかな・・・
タイル汚れにはサンポール!
セメント汚れにお困りのアナタ、一度お試しください。
(注意)サンポールは希塩酸だけど、タイルによってはダメージを受けて変色とかするかもなので、まずは目立たない所で試しておくと安心です。