駐車場が暗い!カーポートにライトをDIY【アーチ形カーポート編~その1 通線作業】

カーポートに照明が欲しい!
以前、そんな悩みを解消すべく、カーポートに人感センサーライトをつけた。
結果、とても明るく快適になり、家族からも「こりゃええわ~!」と好評が得られた次第である。
で、調子に乗って親戚の家のカーポートにも照明をつけることにしたので紹介したい。
今回のターゲットは、ちょっと年季の入ったアーチ形カーポートである。
カーポートに最小限の穴あけでダウンライトのようにすっきり取り付けられる照明としては、以前に取り付けたパナソニックの軒下用ダウンシーリングが最適と判断。今回のカーポートはブロンズ色なので、取り付ける照明はブラックとする。
ひとつはセンサータイプ、もうひとつは連動して点灯するセンサー無しタイプを選んだ。
なお、センサータイプは、カーポートにつけると感知範囲が狭めなことがわかっている。本来は軒下に設置する照明なので、取付位置が低いと感知できる範囲が狭くなってしまうのだ。
そこで今回は別で人感センサーを取り付ける、なんてことも検討したけど、、、
結局やめた。
センサーを取り付ける位置を考えるのが面倒になったから(^^;)
検知範囲が不満なら後付けで改善しよう。
てことで、配線は下図の通り。とてもシンプル。
アルミ製のカーポートはアルミ角パイプを組み合わせて作られており、基本的に中が空洞となっている。よって、照明間のケーブルはアルミ角パイプ内に引き込むことで見た目をスッキリさせたい。
まずは照明を取り付ける2カ所にケーブルを通す穴をそれぞれあける。
アルミなので、カンタンに穴あけ完了。ここにケーブルを通す。
通線ワイヤーがあると便利、というか必須。穴から通線ワイヤーを入れ、もうひとつの穴から出す。
書くと簡単なのだけど、なかなか上手くいかない。ワイヤーを穴から出せずに四苦八苦。見えてるのに出せないのがもどかし~( `皿´)キーッ!!
ピックツールを使って何とか引き出しました。
穴を通したい電源ケーブルを引き出した通線ワイヤーの先に固定、シリコンスプレーで滑りを良くしてから引き抜いて通線する。通線ワイヤーには固定金具が付属しているが、これを使うと穴に通せなくなるので、今回はビニールテープをぐるぐる巻きにして固定した。
ビニールテープはヤマトビニールテープを使用。100均とは接着力が違います。途中で通線ワイヤーとケーブルが外れると最初からやり直しなので、ケチらずに万全の態勢で臨むのである。
と言っても、ヤマトビニールテープも100円しないんだけどね(;^ω^)
電源ケーブルはVVF2芯1.6mm。
コンセント等で一般的に使われるのは2.0mmであるが、マニュアルによると電線が硬いため器具が浮き上がり正しく設置できない場合があるとのこと。主に照明用の電源ケーブルとして使う機会も多いので、単価が安くなる100m巻きで購入した。
押したり引いたり、シリコンスプレーを差したりしつつ何とか通線が完了。穴からケーブルを出す瞬間が一番緊張した(・`д・´)
なお、センサータイプの照明は親機として使うため電源側と子機(センサー無し照明)側それぞれにつなぐ必要がある。つまり2本のケーブルを穴から出すことになる。よって、通線ワイヤーを通すのはここを起点にしました。
続いて照明の台座の取り付け。
台座裏にシリコンシーラントを塗ってからカーポートにネジ止めする。
ネジは照明に付属しているが、木ネジなのでカーポートには使えない。別途用意したステンレス製のドリルネジにネジパッキンとワッシャーを付け替えて使いました。
電源ケーブルを台座中央の穴から出して取り付け。

電源ケーブル周りにもシリコンシーラントを塗って、この状態で1日放置。シリコンシーラントの硬化を待つ。
続く。