理想と現実
イナバガレージの内装も外装も上品にしたい。
最近、「ガレージハウスは男のロマンだ!」的な雑誌を読んで、そう思った。
そしていつか、ガレージから庭を眺めて、のんびりコーヒーでも楽しみたい。
↓理想(LIXILスタイルコート)
しかし、現実は、、、悲しいかな、いわゆる物置小屋と化している。
とりあえず置いた工具類などが乱雑に積みあがっている状態だ。
このままでは男のロマンどころか、ゴミ倉庫である。
ブログを書くために写真を再確認したが、こりゃヒドイ。
↓現実
工具スペースの作成
本当は、必要最小限のモノだけを置いた方が「男のロマン」のガレージに近づくのだが、家の中に工具を置くのは難しい。
むしろ、妻からの「家のガラクタ(工具等)を排除しろ!」圧力がすさまじい(;^ω^)
そこで、ガレージの一部を仕切り、工具などの物置スペースとすることにした。
ガレージ内に収納を設けるようなイメージである。
軽天材の使用
間仕切り壁は、軽天材を使うと手軽そうだ。
軽天材は薄い亜鉛メッキされた鋼鈑材で、その正式名称を建築用鋼製壁下地というそうだ。
オフィスビルやスーパー、デパートの内装に使われているポピュラーな部材で、欧米では、スチ-ルハウスという名で一般的な住宅にもなっているとか。
この部材、比較的小さなホームセンターでも扱っているので、それなりにDIYでも使われているのでは?と思ったのだけど・・・
予想に反し、ネット上にはDIY事例が皆無。
いつも、ネットを参考にDIYを行っている身としては、すごく不安。。。
軽天材販売業者のHP見てると「軽くて安価、品質が均一、防火性も高い」とある。
試算してみると、確かに軽天材の方がだいぶ安価にできそうだ。
なのに何故使わないのですか?みなさん!
こんなに手に入りやすい部材なのに、DIYで使われていないのは何かありそう。
なんて邪推をしてしまい、なかなか手を出せず悩んでたけど、とうとう意を決して挑戦することにした。
軽天材カット
手始めにスタット(柱)やランナー(スタットのレール)をチップソー切断機で切ってみる。
金属の切断なので難しそうに思ったが、鋼板の厚さは0.5mm程度と薄いため、意外なほど簡単に切断できた。
角材を切るより簡単だ。
ただし、火花は飛びまくるは、大きな音はなるわで、最初はビビりました(笑)
なお、ランナーは金切りバサミでも切ることができる。
自分の持っている金切りバサミはこれ。
他のを使ったことがないので比較できないけど、今のところ良い仕事してます。
次に、切断したランナーを土間コンへ固定するために、床のコンクリートへ穴開け、コンクリートプラグを突っ込む。
コンクリートへは直接ネジ止めできないが、このプラグを使うことで、いわばアンカーのような役割を担ってくれるのである。
ビスでランナーを土間コンに固定。
上部のランナーは、天井の梁(はり)部分にドリルネジで固定した。
で、固定したランナーへスタット(柱)を通してドリルネジで固定。
柱の間隔は、500㎜程度とした。
「石膏ボード工業会」が石膏ボードを貼る場合の推奨値としている間隔である。
以上、無事に軽天材で骨格まで完成しました。
てことで、個人的な感想
軽天材は敷居が高いが、切断機があれば木材よりも扱いやすい安価に作れる!
アナタも是非。