タイルデッキ延長作業にかなりの時間を使ってしまった。
現在、タイルデッキはグランドライト設置とアプローチ部分が未完の状態である。
アプローチ部分は、どのようにするか未だ決めあぐねている。
差し当たってはこの状態のままにしておこう。
今回はグランドライトの設置を行う。
配線は既に敷設しているので、後は取り付けるのみだ。
通路に取り付けるグランドライトはこちら。
100v電源タイプで駐車場にも使える耐圧仕様だ。
ちょい高いけど、通路で踏まれること前提なので、奮発した。
ベース部分は既に地中に設置済である。
あとは電源線をつないで本体を取り付けるだけ。
が、ここで問題発生!
ベース内部(地中内)での結線ってどーするの??
最初は「差し込み型コネクタで結線すりゃいいか」と軽く考えていた。
差し込み型コネクタってのは、電線の被覆をむいて突っ込むだけのカンタン結線ツールだ↓
しかし、ベース部分は冠水する恐れがある。
タイルデッキを洗ったとき気付いた。
さすがに、そんな部分で防水性のない差し込み型コネクタを使うのは怖い。
しかも、電源電圧はバリバリの100V!
電気工事士を最低ラインで取得した人間でも、そのヤバさは察するに余りある。
確実に漏電するわ。
そこで、正しい結線方法を確認しようと参考書を見返す。
しかし、結線はアウトレットボックスや電源ボックスを設置して、その内部で行うとあるだけで、地中での結線方法は記載がない。
↓アウトレットボックス内での差し込みコネクタを用いた結線例
グランドライトのケーブルは、ベース内で結線する程度の長さしかない。
なので、地中で結線する想定で作られているのだろう。
しかし、正しい結線方法がわからないのである。
電気工事士の参考書では結局わからず、ネットでイロイロ調べた結果、、、
わかりました!
レジンという樹脂で固める方法が正解だそうです。
要は、結線部分を樹脂で固めて絶縁するのだ。
キットも販売されている。
例えばこんな感じ↓
まぁ、これは100Vの結線には少し大げさか。
さらに調べると、↓こんなものが売られていた。
何のことはない。
実は、このグランドライト専用のモノが販売されていたのである。
てか、通常は照明本体に付属しているみたいで、設置マニュアルにキッチリ接続方法が記載されてました。
アウトレット商品を購入したせいか、自分が購入したのには付属してなかったなぁ。
このスコッチキャストを大人しく購入すれば万事解決なのだけど、まぁまぁ高い。
そこで、考えた代替案がこちら!
100均のレジン(アクセサリー作り用)の活用である。
まず、電線同士をリングスリーブを使って結線する。
リングスリーブの圧着には、専用工具が必要。
これ、電気工事士の受験に必須のツールなので、工事する人はみんな持っているはず。
と言いつつ、差し込み型コネクタでの結線ばかりで、まったく使う機会がなくて、処分しようと思ってました。
処分しなくてよかった(;^ω^)
リングスリーブは、圧着したら専用のキャップを用いて絶縁処理を行う。
ここでレジンの出番。
絶縁キャップの半分くらいまでレジンを注入。
で、結線部分をキャップへ突っ込む。
百均のレジンは紫外線で硬化させる「UVレジン」。
天候等にもよるが、晴れた日なら30分も放置すれば完全に硬化する。
これをビニールテープでぐるぐる巻きにしたら完成!!
ちなみに、液を混ぜて硬化させる「エポキシレジン」ってのもある。
グラウンドライト絶縁用のレジン(スコッチキャスト)は、このタイプのようだ。
が、まぁ基本的に硬化して絶縁できればどちらでも問題ないはず。
100均によってレジンの容量や成分に多少の違いがあるようだけど、細かい違いは無視してよいだろう。
次にON/OFFコントロールスイッチの取り付けである。
いちいち毎日ON/OFFするのは面倒なので、タイマーもしくは明暗センサースイッチで制御したい。
タイマースイッチを探していたら、、、
スマートプラグなるものを発見!
スマホアプリから遠隔操作やタイマー制御ができるプラグである。
モノによっては従来のタイマーコンセントよりも安い(・o・)
そこで、試しに一番安いのを購入。
ぱっと見ると普通のタップ。
側面スイッチはアプリとの同期などに使用する。
さっそく付属の説明書記載の通り、アプリをインストールする。
Smart Life というアプリだ。
マニュアルの通り設定。
特に難しいこともなく、意外なほどあっけなく設定は完了。
英語のアプリを覚悟していたが、ちゃんと日本語表示だった。
こりゃ、ありがたい。
かくして、タブレットからコンセントの電源のON/OFFが可能となった。
とりあえずは、スケジュール機能で制御しています。
スマートコンセントの設置場所は、タイルデッキ内に仕込んだアウトレットボックスの中へ収納している。
ちなみに写真の黒い物体は防水コンセント。
タイルデッキ上で電源が使いたいとき用に設置した。
この部分は、むき出しだと、見た目がよろしくない。
そこで、このコンセントを使用しないときは、アートボードで作ったフタで目隠しをしている。
フタを閉めるとこんな感じ。
まぁまぁの出来だと個人的には満足しているが、今のところ他の人から称賛されたことはない。
というか気付かれてもないような。。。
ってことで、通路のグランドライトは完成しました。
一方、タイルデッキ上に取り付けるグランドライトはこちら。
このグランドライトには、結線用のコネクタが付属している。
このコネクタ内部にはグリスが入っていて、結線した「より線」をねじ込むことで防水するというモノである。
細い銅線が束になっている「より線」同士であれば、このコネクタが使用可能。
タカショー HCE-0014 ガーデンスケープ用ドライコーン
しかし、今回は「太い銅線」と「より線」を接続する必要がある。
そこで、付属のコネクタは使用せず、こちらもまた上記と同じ100均レジンによる結線を行った。
↑結線部分は、このあと念のためビニールテープでぐるぐる巻きにしてます
次に電源。
このグランドライトはローボルトタイプ(12V)のため、トランス(変圧器)が必要である。
そこらの12Vアダプターを流用しようかとも思ったけど、自動でON/OFFさせたいので、純正のトランスを購入。
こちらは電源ボックス横に取り付けた。
設定できる点灯パターンは以下の3つ。
①連続点灯
②暗い間は常に点灯
③暗くなってから点灯、設定時間後に消灯
とりあえずテストで電源をON…
おお!点灯した!!
まぁ当たり前なのだが、なんだか感動。
今更だけど、電球色にした方が良かったかなぁ(;^ω^)
キレイな青色なんだけどネ。
以上、グランドライトの設置でした。
これで夜のテラスは雰囲気が良くなった!
って言いたいところだけど、暗くなったらリビングのシャッターが閉じるため、このライティングを見る機会はそんなにアリマセン(;^ω^)