中華ナビで純正ステアリングリモコンを使いたい!

いろいろレビュー

ステアリングリモコンが使いたい

前回、アンドロイドナビを導入した。

アンドロイドナビは、日本メーカーも出しているけど、高い割にビミョウ。

とは言え、大多数を占める中華製アンドロイドナビは「壊れやすい」と聞く。

 

そこで、中華製のなかでも信頼性がある(らしい)xtronsというメーカーのモノを購入することにした。

いろんなグレードの中から選んだのは、最も安い機種。

動作の快適性は望めないが、壊れた時の精神的ダメージは最小限にしたいのである。

 

中華製アンドロイドナビの使用感

しかし、実際使ってみると、思いのほか快適。

アプリを最小限にすれば十分実用に耐える。

 

設定で不明な点もあったが、ネットで探せば親切な人が解決方法を提示してくれていて助かる。

ただ、解決法がすぐにはわからない事案もいくつかあった。

 

音量がデカすぎる問題

最初に困ったのは、デフォルトの音量。

これが異常にデカい。

 

ボリューム0 無音

ボリューム1 普通によく聞こえる音量

ボリューム2 爆音

ボリューム3以上 スピーカーが壊れそうで試せない

 

てな具合に、音量調整ができないに等しい状態なのである。

 

この設定方法は、ネットで探してもヒットしなかった。

もしかして自分のナビだけの問題なのだろうか?

結論としては、工場設定に暗証番号「126」で入って、otherタブの「Amp volume」を設定してやれば解決した。

とりあえず、-6dbくらいで使ってます。

 

問題2 ステアリングリモコンが使えない

ナビ取り付けの際、純正ステアリングリモコンとは接続しなかった。

やみくもに接続して壊れたら嫌なので(^^;)

 

でも、すぐにステアリングリモコンが恋しくなった。

ナビのパネルスイッチに曲送り、曲戻しがないため、いちいち音楽再生アプリの画面に移行して画面上から操作せねばならず、とても煩わしいのだ。

最もカンタンかつ確実な解決策は、アマゾンなどで売られている後付けのステアリングリモコンなるものを利用する方法である。

 

しかし、これをハンドルに取り付けたら、なんだかゴテゴテして不格好(個人的な美的感覚)。

せっかく既にステアリングリモコンがついているのだから、これを活用したい。

 

てことで、まず、ナビ側からの配線を確認する。

KEY1、KEY2、GNDの3本がステアリングリモコン用配線の3つの模様。

次に純正ステアリングリモコンの配線を確認する。

DENSO TENのwebページに、各社のオーディオハーネス 配線図が掲載されているので参考にする。

マツダ・ホンダ・三菱・スズキについては、「ステアリングリモコン用信号線」「ステアリングリモコン用GND」の2本があるとのこと。

トヨタ車や日産車、スバルには、これに加えてもう1本信号線があるパターンもあるようだ。

各スイッチごとに抵抗がかかるようになっていて、それによって変化する電流量を検知するしくみらしい。

信号線の本数の違いは、送れる信号数の違いのような気がするが、よくわからない。

 

とりあえず、KEY1はステアリングリモコン用信号線と、GNDはステアリングリモコン用GNDと接続。

 

ナビのステアリングリモコンの設定画面で各スイッチに機能を割り当てる。長押し時の動作も設定できる。

曲送りやボリューム以外にどの機能を割り当てるか迷ったが、「ナビ画面を出す」「音楽の再生」「ホーム」「戻る」あたりにしておいた。

 

微妙に日本語が変だけど、設定は完了。

無事、ステアリングリモコンが使えるようになり、快適になりました(^o^)

なお、設定したステアリングリモコンボタンが使えなくなる瞬間が何度かあった。

しばらくすると元に戻ったので、電圧の影響なのかもしれない。