車検ステッカーの貼付位置が変更となった
なんでも、23年の7月からは「前方かつ運転席から見やすい場所」「運転席上部、車両中央から可能な限り離れた場所」に貼り付けるようになったとのこと。
↓国交省啓発チラシ
この車検ステッカー、通常は車検を依頼したディーラーなどが勝手に貼ってくれる。
でも、車検が土日だったりユーザー車検で済ました場合は自分で貼る必要がある。
ユーザー車検
先日、我が家の車が車検の時期を迎えた。
それなりの年式の車なので買い替えも検討したけど、大きな不具合もなく「欲しい!」と思う車もない。
そこで、今回はとりあえずユーザー車検でしのぐことにした。
陸運局の専用ウェブサイトからユーザー車検のネット予約を行い、朝一番で陸運局へ乗り込む。
ユーザー車検を受ける人って、昔に比べるとだいぶ増えた感があるが、陸運局で受検する人のほとんどは車屋さんなので緊張する。
別に素人らしくしたら良いのだけど、チョット見栄を張って素人っぽくないように心掛け、レーン上でちょいアクセル踏んだらスピードオーバーでバックする羽目に(>_<)
後ろの人に迷惑かけちゃった。ごめんなさい。
光軸検査がちょっと怪しかったけど、何とか合格。
車検ステッカーをもらって終了となった。
車検ステッカー貼り付け
ステッカーを貼り付ける段になって、ふと貼り付け位置が変更となったことを思い出した。
陸運局ではステッカーの貼り付け位置については何のアナウンスもなかったのでうっかり従来の位置に貼るところだったわ。
てことで、新しく決められた位置に貼ることにしたのだが、「運転席から見やすい場所」って、裏を返せば運転中も視界に入って邪魔そう。
何でこんな場所へ変更になったのだ!?
調べてみると、大きな理由は車検忘れ防止とのこと。
ある調査では、公道を走る車の約0.3%が無車検車なのだとか!
って、それはごく一部のうっかりさん(もしくは故意のならず者)が悪いのであって、しっかり法令遵守している多くの善良な一般市民が弊害を被るのは理不尽だ!という憤りを感じなくはないが、決まったことは仕方がない。
運転席の視界に可能な限り入らず、省令にも反しないギリギリのラインに車検ステッカーを貼ることにした。
とにかく、できる限り端に貼り付けるべく、車外から見て数字が読めるギリギリのラインまで端に寄せてみる。
運転席からの視界的には、これが最も良好。
ただし、ステッカーの一部が隠れている状態が「前方から見やすい」と言えるのかは疑念が残らなくもない。
ステッカーの貼り付け位置の変更は車検忘れ防止のためと言うが、警察官が車両を止めた際にチェックしやすくなるという点もあるので、このような貼り方をすると無用な不信を抱かれるのではないかという懸念もある。
とりあえずこれで様子を見て、問題があったら貼り直すかな。。。
ちなみに、ステッカーを貼らないと道路運送車両法違反で、それなりに重い刑罰(罰金50万以下)があるけど、実際に検挙された人ってごく少数らしい。
まして貼り付け位置が違う程度では何もないかとも思うが。。。