タイルデッキDIY!タイルを貼る
前回、土台が完成した。
あとはタイルを貼ったら完成である。
延長した部分へのタイルの貼り方
まずは延長した通路から着手する。
ここで悩ましい問題がひとつ。
作業効率を優先するか、タイルの連続性を重視するかである。
延長した部分からタイルを張り始めると、目地が一直線に入ることとなる。
乱張りタイルの目地が、1箇所だけ一直線に入ると、「付け足した感」が際立つのだ。
要は↓こういう事。
これを回避するには、既に貼っている一部タイルをはがし、貼り直す必要がある。
この「タイルはがし」は、既に経験済みなので技術的には可能だけど、とても面倒。
できれば避けたい。
そもそも、タイル目地が一直線になるのが本当に「目立つ」のか?
実際のとこは、やってみないとわからない。
もしかすると、意外と気にならないかも…
てな葛藤はあったが、後々後悔したくない!と自分を説得し、タイルを貼り直すことにした。
やっぱタイルの連続性は重要かなと。
タイル貼り直し
まずはタイル目地を切断。
目地を切っておかないと、タイルの剥離の要因となる。ってことを以前の失敗から学んだ。
タイルを傷付けないように、慎重に目地部分だけにグラインダーで切れ目を入れていく。
取り除くタイル以外は傷付けないよう、慎重に作業する。。
のはずが、
ああ!!
やってしまいました。
まぁこれくらいなら良いか…
という悪魔のささやきが聞こえてくるが、後からやり直すのは絶望的に面倒。
ここは、いさぎく諦めて、この傷つけてしまったタイルも剥がすことにする。
そのために、新たに目地を切る…
目地を切ったら、チゼル(たがね)をタイル下にあて、金槌でガンガン叩く。
と言っても、やり過ぎは厳禁なので数ヵ所にわけて少しずつチゼルを入れる。
大きなタイルの場合は特に、一ヵ所だけで剥がそうとすると、高確率で割れるのだ。
剥がすタイルは、できれば再利用したいけど、割れたら割れたで諦めがつく。
が、目地がしっかり切れてない場合、無理に剥がすと隣のタイルを傷付けてしまうことがあるから厄介だ。
あ~!残すつもりのタイルが剥離してしまった!!てな具合に。
タイルを剥がしたら、土台を少し削る。
そのまま新たにタイルを張る付けると、既存のタイルよりも高くなってしまうからである。
張り付けモルタル分くらいタイル下を削るため、まずグラインダーで5mm程度の切れ目を入れる。
モルタルの引っ張り強度は、圧縮強度の1/10なのだとか。
意外とモロイので、このくらいの幅の切れ目で十分。
チゼルを突き立て・・・
斜め方向にチゼルをハンマーでガンガンと叩くと、カンタンに割れる。
この作業は、面白いようにポロポロ剥がれるので、楽しい。
グラインダーで切れ目を入れると、すさまじい粉塵が発生する。
あたりを真っ白にしつつ、なんとかタイルを張る下準備が完了。