通路にタイルを貼る。
貼り付けるタイルは「ヤングギャラリー(ミラタップ)」。
タイルデッキに使っているものと同じである。
貼り付け
ドライアウト防止のため、散水後、少し置いてからNSハイフレックスを塗布。
ノロ(セメントを水で溶いたもの)にやや砂を混ぜたモルタルでタイルの高さを調整しつつ貼り付ける。

一気に貼りたいところだけど、まとまった時間を取ることができず、作業時間が限られるため、初回は↓これにて終了。

翌日は↓これだけ。てな具合に、少しずつ貼っていった。

タイルを貼るときには、水平器が必須。
大きな水平器が使いやすい。
感覚を頼りに貼っても、うまくいきそう!
なんて錯覚しそうになるけど、そんなことしたら確実に凸凹になります(断言)。

隣のタイルの高さに揃えつつ、タイル間隔をスペーサーで確保し、水平器を使って水平に貼り付ける。

うまくタイルが貼れた!と思っても、全体の一部として見ると調和していない、なんてこともあるので、意識的に全体からも見るようにして、歪みがないか確認しつつ、ボチボチ貼っていく。


なお、完成後の後日談だけど、雨が降ると通路中央部に小さな水溜りができるってことが判明した。
パッと見ると平坦だが、通路中央部が凹になっていたのだ
あれだけ慎重に水平を意識して貼ったのに、、、
てことで、素人がタイルを完全な水平に貼るのは難しい~。
排水口に向け、やや傾斜をつけて貼る方が確実だったなぁ、と少し後悔しております(;・∀・

角部分の貼り方
角部分にタイルを貼る場合、役物タイルというL字型のタイルを使うと自然な仕上がりとなる。
↓イメージ

でも、今回のタイル「ヤングギャラリー」には役物のラインナップが無い。
そこで上面か側面、どちらのタイルを端まで貼るか選ぶこととなる。
側面のタイルを端まで貼ると、上から見たときに目地が目立つ。

上面のタイルを端まで貼ると、側面から見たときに目地が目立つ。

今回は、圧倒的に上から見ることが多いため、上面のタイルを端まで貼る「パターン2」を採用する。
この場合、先に側面を貼ってから、かぶせるように上面のタイルを貼るのが作業効率が良い。
てことで、先に側面を貼り付け。

その後、上部タイルを施工していく。

こうして、平坦な部分のタイル張りは概ね終了した。

雨水マスまわり
雨水マス部分は、タイルを加工して、かわすように貼り付けた。
当初は、なかなか上手く出来なかったタイルの曲線カットも、だいぶ慣れてきました。

スロープ部分
平面部が貼り終わったら、次はスロープ部。
傾斜角度を均一にタイルを貼っていく。

ヒビ割れ防止のために設置した緩衝材(ケンタイト)は、下地の高さでカット。
上が目地となるようにした。
これで、タイルデッキの膨張・収縮によるタイル割れが予防できる、かな。

目地入れ
最後に目地を入れる。
全体に塗りつけて…

タイル面の汚れを拭き取り。

完成!!



