エレガントなテラスを妄想する日々…
とうとう、工事に着手する決心をした。
で、いきなり問題発生。
施工マニュアルがない!
テラス(ホームヤードルーフ)のメーカー施工説明書を確認しても、一面にボードを施工する手法が見当たらないのだ。
しゃーないので、同じメーカーのフェンスにボードへ施工する手法を参考に作業する。
ふむふむ、テラスの支柱間距離が5,900mm、高さ2950mmだから、中間柱は恐らく2本で良いだろう。
まぁ、大事をとって3本+αを設置しておこうか。
てな具合で計画を立てた。
<作業1日目>
まず中間柱のアンカー設置のため、60㎝四方の穴を掘る。
軽い気持ちで開始。
掘った土は、セメントを練る「トロ舟」に土を入れて運ぼうと安易に考えていたのだが・・・
10分後、私はホームセンターで一輪車(猫車)を物色していた。
そのまま続けていたら確実に腰やられるわ(;^ω^)
とりあえずノーパンクタイヤのモノを購入。
すぐ欲しかったのでホームセンターで購入したけど、ネットの方が安かったかな~
と思ったものの、結局は送料が高くつくため、やっぱりホームセンターで買う方が安かったかな(  ̄▽ ̄)
気を取り直して、再開。
10㎝程掘ると、明らかに土質が変わった。
時折は、ガラス片や陶器のかけらが出てくる。
盛土した土なのに、産廃を混ぜとんちゃうか!?(゚Д゚)ノ
なんて勝手に憤っていたけど、後から冷静に考えると、恐らく更地にする前の遺物だな、こりゃ。
クレームしなくてよかった(;^ω^)
だいぶ深くまで掘り起こした。
”つるはし”がないとキビシい硬さである。
こりゃ脂肪燃焼に良いわ。
穴掘り用途ならハンディータイプのつるはしが使いやすい。
つるはしは破壊力があって、その気になればモルタルも破壊できるスグレモノ。
ひとつあると意外と便利です。
掘り起こした土はブルーシート上に仮置き。
こうすると、撤去する時に楽である。
ひたすらに掘る。
がむしゃらに掘る。
かなりしんどい。
世の中には、穴掘り大会というイベントがあるそうだ。
確かにスポーティーな運動のように感じなくもない
ダイワハウスのブロック塀は地中でL字型になっている。
概ね70㎝程掘ったところで、その底に到達した。
こちらは掘り起こした土。
1穴でこの量。予想外に多いな。
中間柱として使うのは、台風時の強風に耐えられるよう太いもので、かつ安いもの、、、
てことで、三協アルミ製角パイプα-Pro(70×70-1 4m)をネットで購入。
送料込みでこの値段なら、まぁ安いのではなかろうか。
チップソーカッターを使って50cmほど切り詰める。
規格では切断できる太さをオーバーしてるが、ギリギリ切れました。
柱をテラスに固定する金具はこれ。
こちらも三協アルミ製。
高価なだけあって、けっこうシッカリしてます。
テラスの梁下カバーをマイナスドライバーを使って取り外す。
カバーを取り外すと、溝が現れるので、この溝に金具を固定するわけである。
使用するネジは、ドリルネジと呼ばれる先端がドリルになっているネジだ。
このネジは下穴を開ける手間を省ける素晴らしいネジである。
このようにネジネジ言っていると、妻から「ネジ中毒!」と烙印を押されました(^_^;)
梁下には、ちょうど中央に線が入っている。
この線が取り付け金具の線と重なり合うようにして固定。
で、このままだと70角の柱が梁下カバーの縁と干渉するため、柱部分の縁は削り取っている。
今から思えば、もうワンランク細い柱でも十分だったようにも思う。
設置した金具に柱を突っ込み、ドリルネジで固定。
で、梁下のカバーをゴムハンマーでたたいて、はめ直す。
ゴムハンマーは百均です(^^;)
次に、支柱を地面に固定する。
セメントと水、掘り起こした土を混ぜ、モルタルを作成。
支柱の穴に流し込む作業を延々と行う。
この混ぜる作業、手作業では恐ろしく疲れるため、この日のために購入した撹拌機が出動。
本当はコンクリートミキサーが欲しかったのだが、場所を取るし、高いので撹拌機にしたのである。
撹拌機なら1万円強だ。
まずはバケツで混ぜ混ぜ。
すばらしい!
これぞマニュファクチュア!
人類の力だ!
一心不乱に撹拌機を使ってトロ舟で混ぜまくる。
あたりにはモルタルが飛び散りまくりである(;^ω^)
撹拌機の先端はこのような形状になっており、繊細かと思いきや、多少の石はもろともしない強靭さ。
こりゃすごい。
なんとか1本終わった時には、1日目が終了していた。。。
ちなみに、、、あたりに飛び散ったモルタルは、固まる前にふき取りましょう。
固まってからも取れるけど、けっこう大変デス(経験談)