最近、車を一人で運転していると、暇で暇で眠くなる。
今日も眠かった。
車で眠くなったらサッサと止まって休憩を取ればいいのだが、そういう時に限って、なかなか止まれる場所がなかったりする。
ということで、眠くならないようにラジオを録音しておいて、車内で聞こうと思い立ち、ラジオ録音機を購入した。
タブレットやスマホだと、ラジコ?とかいうアプリで録音できる模様。
なので最初は無料アプリで済まそうと思ったのだが、いろいろ不便なとこもあって、なんか面倒になり、結局買ってしまった。
ラジオはナメていたが、結構面白い番組をやっている。
録音するのは、もっぱらAMのNHKだ。
そういや、友人に
「AMは年寄りの聞くものだ!」
と言われたことがある(笑)
特にお気に入りは朗読である。
記念すべき初回は有島武郎の「一房の葡萄」であった。
ヘルマンヘッセの「少年の日の思い出」にも似た作品である。
とにかく暗く、どこか気持ち悪さを感じる作品である。
自ら本で読もうとは思わないだろうし、読んでいたら後悔したような作品である。
その後も、有島武郎の作品の朗読をいくつか聞いたが、どれも暗い。
「夫ある人との心中」という最期を遂げた作者だけはある。
が、そんな作品でも、朗読で聞く分には眠気防止になって良かった。
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