ダイワハウスが建つまで⑨【基礎完成】

完成までの軌跡

【66日目】

とうとう基礎のコンクリート枠が外された。

住宅基礎の種類って独立基礎、布基礎、ベタ基礎の3種類があるそうで、このうち現代の住宅で採用されているのは実質的に布基礎ベタ基礎らしい。

 

ダイワハウスは布基礎。

素人的には「布」って聞くと「基礎に布使ってんの?なんで?」なんて思ってしまったが、実際には布が使われているわけではない。

イメージ的には、ベタ基礎が面で支えるのに対し、布基礎は杭で支えるって感じらしい。

 

てことで、中央部はまだコンクリートが張られていない。

 

ハイムや住友林業など「ベタ基礎」方式を採用しているメーカーの説明によると、「ベタ基礎は布基礎より頑丈」とのこと。

杭で支えるか面で支えるかと考えると確かに面で支える方が頑丈そう。

では、なぜダイワハウスは布基礎なのか。コストカットなのかな。

なんて思ってたけど、鉄骨造の家は重量が重いのでベタ基礎だと地震の時にひび割れするリスクが高いからだとか。

 

【67日目】

この日は鉄筋が設置されていた。

基礎中央部のコンクリートって結構薄いのかなと思ってたけど、鉄筋の太さからすると、そこまで薄くなさそう。

 

鉄筋下のシートは白アリ対策なのだろうか。

「シロアリ対策施工済」と書いてあった。

ここで雨が降ったら、さすがに効果に影響がありそうだ。

幸い、天気の良い日が続きそうで良かった。

 

 

【69日目】

前日、鉄筋が敷設されたところにコンクリートが流し込まれていた。

 

一日で一気に終わらせたようだ。

 

そして翌日。

コンクリートも白くなって、基礎が完成!

 

へこんでいる部分は家が完成したあと、床下を移動する際に使う通路だそうだ。

 

おおむね部屋の形に基礎が組まれている。

そういう目で見ると、部屋がすごく小さく感じる。

これが「基礎だけ見ると、すごく小さな家に思える」という新築あるある現象なのね。

 

玄関の基礎もこの時点ですでに完成。

 

塩ビ管が突き出してるのは、水道管や下水管であろうか。

この場所は子ども部屋なので排水も給水も不要な部分。

何故ここに設置されてるのだろう?と思ったけど、どうやらトイレと風呂場の中間なのでこの位置となった模様。

 

玄関部分は床下がないので、他より高い。

そして、やっぱりすごく小さくみえる。

大丈夫かなこの家。

少し心配になった基礎完成の日であった。