マルチエボ(BLACK + DECKER)のモーターを交換する

マルチエボってとっても便利!
ヘッド部分を取り換えることで、いろんな電動工具として使える。
ヘビーユーザーの私は、初期型?から現行機種まで3台持ってます~って話を以前に書いた。
ただ、マルチに使える反面、欠点もある。
ヘッドによってはパワー不足を感じてしまうのだ。
例えば、振動ドリルヘッド。
コヤツは、振動も回転力も弱くて話にならない。
最大穴あけ能力(mm) コンクリートΦ10と謳われているがホンマかいな。
と、けなしつつもコードレスで手軽なので、無理やりコンクリートにゴリゴリ穴あけしてたら・・・
壊れた!!
しかもヘッドじゃなくてマルチエボ本体の方が(@_@)
どうやら、モーターへの過負荷でご臨終となったようだ。
マルチエボは3台持っているので、1台が廃棄となっても困らない。
とは言え、このまま捨ててしまうのは惜しい。
てことで、モーター交換ができないか試してみることにした。
まず、本体を分解してみる。
カバーは、普通のプラスネジで固定されているだけなので、サクッと外せる。
中は長年の汚れが付いていてキタナイ(^_^;)
構造自体は意外とシンプル。
モーターが回りをバラしていく。
モーターの端子はギボシコネクターで結線されている。
おかげで引っこ抜くだけでOK。
サクッとモーターが外れました。
型番を見ると「RS550VC-7525」とある。
ネットで調べてみると、RS550というモーターが多数ヒット。
何だかよくわからんけど、18Vで使えて「電動ドリル用」とさているブツをアマゾンで注文。
なお、モーター交換したところで動く保証はないので、一番安いのにした。
この程度の値段なら、万一動かずにムダになっても諦めがつく。
モーターは、翌日届いた。
さすがアマゾン、早いな。
新しいモーターをしばし眺める。
少なくとも、見た目は同じだ。
で、さっそく交換してみる。
まずは、古いモーターからギアを取り外し、新しいモーターに付け替える。
これがタイヘン。
固すぎる!
ガッチリはまっていて、ペンチでこじっても取り外せなかった。
仕方なく、ピニオンギア外しなるものを追加で購入。
ギアから軸を押し出す工具である。
何も考えず、適当に注文(^^;)
で、届いてから、ピニオンギア外しの台座が厚くて微妙に装着できないことに気付いた。
仕方ないので、グラインダーでモーター軸を切る。
職人さん御用達の「金の卵」で切りました。
で、満を持してピニオンギア外しでグリグリと軸を抜く。
最初は固いけど、動いてしまえばギューッと軸が抜ける。
やっと取れました。
新しいモーターにギアを装着する。
手で、ある程度押し入れてから、地面に垂直に立て、お尻側から金槌で叩き込んだ。
装着できました。
あとは、元どおりに組み直す。
で、動作確認。
無事、動くようになりました。
ただ、心なしかモーター音が従来と違う気もする。
一番安いモーターを使ったためか?
耐久性には不安があるので、とりあえず、あまり負荷がかからないドリルドライバをメインに使うことにします。