最後の仕上げ「目地入れ」
前回までにタイル貼り付け作業が完了。
今回は目地入れを行う。
目地材
使用する目地材はLIXILのイナメジ。
作り方
目地材を使うのは初めてなので、まずは裏面の説明書きを読む。
ふむふむ、、、
イナメジ1Kgに対して約215mlの水を加える、とある。
けっこう細かいな。
しかも
「水の入れ過ぎや混練不足は目地の色ムラや硬化不足の原因になります」
と強調してある。
ここは初心者らしく、記載されている通り、ちゃんと計ろう(^-^;
2Kgのイナメジと水430mlをバケツに入れ、スコップで混ぜる。
最初は全く混ざる気配がない。
水と油のようだ。
コレ、ホントに混ざるの??
根気よく混ぜ続けること数分、、、
突如、これまで分離していたのがウソのように混ざった。
なんだか不思議。
目地入れ前の下準備
目地材を入れる前に、施工箇所を湿らせる。
乾燥していると、うまく目地材が付着しない。
いわゆるドライアウトを起こすのである。
なぜ知っているのか? それは一度失敗したからデス(;^ω^)
この日はカンカン照りの天気だったので、ビチョビチョの状態にしてみた。
目地入れ
目地を入れていく。
使うのは「ゴムヘラ」、そして目地を押さえるためのコテ、その名も「目地コテ」。
目地コテはホームセンターで購入したが、ゴムヘラは100均のモノ。
目地入れする溝が深い場合、目地コテで押さえて目地材を奥まで入れないと、目地部分が陥没する等の弊害が起こる。
今回はタイル間のミゾが浅かったので、ゴムヘラだけでも問題なさそうではあった。
まぁ、目地コテは安いモノなので、あった方が安心できる。
ひたすらゴムヘラで目地材を塗りこんでいく。
「目地部分だけ」というより、「目地部分を中心に」塗り込むって感じだ。
塗り込みが甘く、目地材の中が空洞になっている状態だと、乾燥後に目地が歯抜けになってしまうので、よく塗り込む。
なお、塗り込んでから目地コテで押さえるのが理想だが、あまりやっていない。
平たく言うと忘れてた(^-^;
水を撒きすぎたせいで、せっかく良い具合の固さに調整した目地材がユルユルになってしまった。
最初、あれほど厳密に目地材と水の調合をしていたのは何だったのだろうか(^-^;
拭き取り
で、しばらく放置。
というか、ドンドン作業を進めると、最初作業したところが必然的に放置され、乾燥してくる。
この日は気温も高く、乾燥していたため、30分もすると、こんな感じになりました。
キレイ好きの人間にとっては、心苦しい時間(;^ω^)
目地材が少し硬化した状態で、タイル表面についた不要な目地材を濡れたスポンジでふき取っていく。
この拭き取り作業、地味な作業だけど重要な工程。
拭きとりが甘いと・・・後で後悔します!
完成!!
こうして、とうとう完成。
でも実は、、、既存の目地と色が違うことに気づいたので、やり直し予定です。
目地材って、乾くと全然色が変わるのね( ;∀;)
後日談
既存のタイル目地と微妙に色合いが違ったので、やり直しをすることに。
新たに少し濃い色のイナメジを購入しようと思ったのだけど、ふと疑問に思うことがあった。
どこのホームセンターにもイナメジが売られていないのである。
どうやらイナメジを使う外構屋さんはマイナーな様子。
てことは、うちのタイル目地もイナメジではなくホームセンターで売られている目地材が使われている可能性が高いのではないか。
同色にみえる目地材でも、メーカーによって微妙な色の違いがあるだろうから、どうせなら可能性の高いホームセンターのモノを使ってみよう。
てことで、↓こちらを購入。
さっそく使ってみる・・・
こちらはイナメジより水と混ざりやすい、気がする。
結果、外構屋さんが使ってた目地色と同じ色になりました。
めでたし(^o^)