単管パイプでウッドデッキを作ることにした。
設計図は書くほどでもないので、大雑把な構成を考えた後いきなり作業に入る。
細かい調整はいくらでも可能なのが単管パイプのメリットなのだ。
束足の作成
まず、束足(つかあし)を作る。
束石(つかいし)をモルタルで作って、単管パイプと一体化させる作戦だ。
100均を徘徊し、手ごろな大きなゴミ箱を入手。
これを型枠にすべく、底の部分を切り落とす。
ウッドデッキの高さを考慮し、単管パイプをカット。
4本ずつ作成していきます。
セメント+砂+水でモルタルを作ってゴミ箱型枠に流し込み、単管パイプを突っ込む。
セメント:砂の割合は1:3(もしくは1:2)あたりが一般的とされるけど、強度を必要とするわけでないため、けっこうアバウト。
セメントをケチって、砂の割合が多めかも・・・(;^ω^)
見た感じ垂直になるように微調整して放置。
この時点では、束足を作るだけなので水平器を使うほど厳密な垂直は取らない。
ある程度、モルタルが硬化したらゴムハンマーでトントンしながら型枠を外す。
モルタルが柔らかすぎると形が崩れるし、中途半端な硬化だと角が欠けやすい。
モルタルが完全に硬化してから外せば間違いないが、その場合は型枠を壊して取り外すことになる可能性もあるため、できれば避けたい。
だって型枠は使いまわしたいし(;^ω^)
なんてことをやってると、型枠を外すタイミングが難しく、結果的にいくつかは欠けてしまった。。。
やり直すのも面倒なので見栄えの悪い束石は奥側に配置しよう。
そもそも束石なんていくらでも修正可能だし、ここはあまり深く考えないでおこう(逃げ口実)。
束足の間隔
次に束足を設置する場所を作る。
どのくらいの間隔にすりゃ良いのだろうかと先人たちの事例を検索。。。
うーむ、皆バラバラだ。
資材節約+ウッドデッキ下の空間を確保したいため、できれば束足間隔は広めの方が良い。
そういう視点で検索すると、間隔が広い事例では2m近く離している人もいた。
しかし60cm程度しか離していない人もいるなかで、そんな広げて大丈夫なのかという気もする。
では、工事現場の足場の支持間隔を参考にすればよいかとも思ったが、色々条件が異なる足場では参考にならないような。。。
色々考えた挙句、結局間隔は1.4mとすることにした。
ウッドデッキの設置場所が約5.6mあるところを4分割したら導かれた値である。
単管パイプの耐荷重を調べてみると、両端支持での中間荷重限界は1.4mで174Kgという資料があった。
単管パイプ2本を大引きとして使うので、倍の348Kgが中間荷重限界と考えられる。
まぁこれくらいあれば大丈夫かな。
束足の固定
束足は置くだけで良いかとも思ったが、ガタガタゆれたら嫌なので、地面にモルタル固定してしまうことにした。
表層の砂利をどけて防草シートを剥ぐ。
さらに表土を撤去。
砕石を撒いて転圧。
まずは端から。
端材を使って木枠を作成。
散水後にモルタルを放り込む。
モルタルはスコップ+強靭バケツで作りました。
コンクリートミキサーを使うには微妙な量だし。
ある程度モルタルを入れたら、単管パイプが垂直になるよう水平器で調整しつつ束足を立てる。
フェンスを建てる時に使った水平器が役立ちました。
硬化したら木枠を取り外す。
出来の悪いモルタル土台となったけど、強度等は不要なのでこれで良しとしよう;^ω^)
もう片方の端も同様に束足を設置。
ウッドデッキ設置場所には、タイルを積んで保管しているのだけど、どけるのが面倒でそのまま作業してます(;^ω^)
出来上がり。
つづく。。
